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大人気『とと姉ちゃん』のモデル「大橋三姉妹」〜親族らが明かす「秘話」を知れば何倍も楽しめる!
物語は『暮しの手帖』編に突入
〔PHOTO〕NHKより

『とと姉ちゃん』が面白い。三人寄れば文殊の知恵と、かしまし娘のやり取りが見物だが、この三姉妹にはモデルがいる。元同僚と親族が明かすエピソードを読めば、ドラマがもっと楽しくなる。

三者三様のキャラクター

「『私のことは東京のお母さんと思ってくださいね』。京都から上京してきた私に鎭子さんは、こう語りかけてくれました。実に女性らしい気の細やかな方だったんですよ。

『とと姉ちゃん』を見ていると、鎭子さんの笑い声を思い出します—」

『暮しの手帖』の元編集部員で『花森安治の編集室「暮しの手帖」ですごした日々』の著者・唐澤平吉氏は懐かしそうに微笑む。

NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が好調だ。幼くして父(西島秀俊)を亡くした小橋家を、長女・常子(高畑充希)が母や妹たちと協力しながら切り盛りしようと奮闘する姿が共感を呼び、平均視聴率は初回から50回連続20%超えという今世紀の朝ドラで最高の記録を叩き出した。

制作統括を務める落合将プロデューサーは語る。

「現場の雰囲気は極めて良いですね。高畑さんがヒロイン・常子を実に気持ちよく演じています。

朝ドラのヒロインというのは、多かれ少なかれ孤独を感じるものです。たくさんの演者やスタッフが、入れ替わり立ち替わりする中で、自分は主役であり続けないといけませんから。

ただ、『とと姉ちゃん』は、母親の君子(木村多江)とすぐ下の妹・鞠子(相楽樹)がヒロインの傍にずっといるんです。だから、精神的に安心できるのでしょう。

高畑さんも、『とと姉ちゃん』は自分がヒロインというより、小橋家がヒロインと言えるかもしれない、と話しています」