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「なぜ昇太!?」と円楽は絶句した〜日本テレビ『笑点』人事を握っていたあの男の真意
〔PHOTO〕日テレHPより

身内もまんまと騙された

「(後任は)オレだろ! お前、(ワイロに)いくら使ったんだ」

6代目三遊亭円楽は生放送中に精一杯冗談めかして言ったが、冗談には聞こえなかった。

50周年を迎えた『笑点』(日本テレビ系)で'06年から10年間司会を務めてきた桂歌丸が勇退し、新司会に春風亭昇太が就任。大本命の円楽を差し置いてのまさかの抜擢に、世間からも驚きの声が上がった。

日テレの局員が、司会者人事の裏側を明かす。

「騙すなら身内からといいますが、我々もまんまと騙されました。

局内で円楽さんに会った時、『俺は何も言えない』と言いながらもニヤッと笑うので決まりだと思ったんですけどね。他のメンバーの言動も円楽さんで決まりという流れを演出していたとしか思えません。

実際1月の時点では、番組サイドは、円楽さんで行こうと思っていたようです。だが2月になって中村博行プロデューサーから『新司会者は昇太でいく』とメンバー全員に伝えられ、箝口令が敷かれた。

昇太だけでなくメンバー全員に伝えることで、情報が漏れないように責任を共有したことが大きかった」

生放送で司会者交代が発表された当日の平均視聴率は、今年最高の27・1%を獲得。

「大穴の昇太が新司会になったことで、ネットニュースやスポーツ新聞で大きく取り上げられ、一気に話題となりました。円楽さんではここまでならなかったでしょう。まさに番組スタッフの作戦勝ちとも言えます」(前出の日テレ局員)