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安倍の次はやっぱり安倍!? 首相が見せた続投意欲と、焦る「あの人たち」
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テレビやラジオでにおわせた「続投」

「役員の任期は、総裁については三年とし、その他はすべて一年とする」
「総裁は、引き続き二期を超えて在任することができない」

自民党の党則には、こう明記されている。首相・安倍晋三に当てはめれば、2012年9月の自民党総裁選で地方創生担当相・石破茂らを破って当選。昨年9月に再選され、さらに3年の任期が与えられた。そして、18年9月で任期が満了し、それ以上在任することは「できない」ことになっている。

しかし、安倍が党則改正によって続投するとの見方もくすぶっている。

安倍の心境について、自民党実力者の一人はこう解説している。

「安倍さんは長期政権を狙っている。政治家というのは不思議なもので、ほかの人がどう思っていようと、自分ではそう思うもんだ。官邸にいれば、世界各国の情報はもちろん、誰が近く逮捕されそうか、誰が死にそうかという話まで入ってくるんだから…」

確かにそうかもしれない。安倍自身、党則通りに18年9月で辞めるとはっきりと言わない。

今年2月20日放送のニッポン放送「辛坊治郎ズーム」に出演した安倍は、辛坊から「本音で言うと、安倍さん、あと何年総理をやっていると思っていますか」と突っ込まれ、こう答えた。

「自民党のルールでは3年、3年、2期6年という要件があります。まずは、この中で…1年1年というより、1日1日しっかりとやっていく」

「まずは」という言葉は非常に微妙な表現だ。「まずは6年やって」という意味にとれなくもない。5月1日放送のフジテレビ「ワイドナショー」では、東野幸治から「総裁任期を3期9年にしようという声が出てきている。自分の口からおっしゃりづらいでしょうが、そのあたりは?」と聞かれた。

「今のですね、任期であると、まだ残っていますから、2年以上。それでいっぱい、いっぱいですから… そういうことで…(笑い)」

わざわざ「そういうことで」と付け加え、この時も否定しなかった。はっきり言ったわけではないが、意欲があると勘ぐられてもやむを得ない言葉遣いだ。