経済の死角

徹底調査 東京の不動産「大暴落」全詳細情報

タワーマンションも一戸建ても

2011年05月19日(木) 週刊現代
週刊現代
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遠出客が少ない今年のGWは、不動産業界にとってチャンスだったのだが

 大震災から2ヵ月が経とうとしているが、その間、東京の不動産市場は大きく変動した。一戸建ては1000万円、マンションも560万円ダウン。今後、2~4割安くなる地域も出てくるという。

「地震に強い」といっても

 ゴールデンウィークの真っ只中、東京・江東区東砂に建つ分譲中のマンションを訪ねた。昨年竣工した、20階建てのタワーマンションである。

 最寄り駅から徒歩十数分とやや距離はあるが、すぐ近くを荒川が流れ、公園もあるので、さほど苦にならない。玄関を出るとスカイツリーや富士山が見渡せ、眺望も素晴らしい。

 現地ではイベントが開催され、内覧しに来た家族連れが無料で振る舞われていた焼きそばを頬張り、ヨーヨー釣りなどを楽しんでいた。MacBookやWiiなどが当たる抽選会もあって賑やかだ。

 東日本大震災のあと、買い控えや自粛ムードが漂う中、多くの人たちがこのマンションに集まっていたのにはワケがあった。販売当初の価格より、大幅に値引きして売り出されている。例えば8階の3LDK(73・41ヘーホーメートル)の部屋はもともと、4710万円だった。ところが4月以降、約300万円安い、4440万円で販売されているのだ。

 これだけでもかなりの割り引きだが、もっと下がらないのか。担当の営業マンと交渉すると、

「もし購入を決めていただけたら、この価格からさらに100万円値下げが可能です」との答えが返ってきた。

次ページ  それに加え、もし契約に至った…
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