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独占告白「私が弁護士のイチモツをチョン切るに至るまで」〜浮気した妻とは仲直りできました
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取材・文 齋藤剛(「週刊現代」記者)

日本中の男性を震撼させた事件から、約9ヵ月。法律家志望の男はなぜ、凶行を働いたのか。事件のきっかけとなった妻に対し、いま何を思うのか。局部を切断した小番一騎被告が明かす。

被害者に申し訳ない

「その瞬間、僕自身はかなり焦っていました。冷静ではなかった。(局部を切ろうと)具体的に計画していたわけではないんです。ただ、衝動的に……。

相手の弁護士を本気で殴ったか? (取り調べでも)よく聞かれましたが、パンチは手を抜いていません。焦っていて、そんな余裕ありませんでした。当時の僕自身として、力いっぱい殴ったつもりです」

なぜ、妻と肉体関係を持った弁護士の局部を切ったのか——本誌記者が問いかけると、長い沈黙の後、訥々とした口調で男はそう答えた。

昨年8月、妻と不倫関係にあった男性弁護士の局部を枝切りバサミで切断し、傷害などの罪に問われている、元プロボクサーで慶應大学法科大学院生だった小番一騎(こつがいいっき)被告(25歳)。

4月21日午後2時過ぎ、勾留されていた東京拘置所から保釈された小番氏は、同施設の正面玄関に現れた。約9ヵ月ぶりに自由を取り戻したが、そこに出迎えの家族の姿はない。

黒いTシャツにリュックを背負った小番氏は刑務官に見送られ、タクシーで拘置所を後にしたが、いくぶん頭髪が薄くなっているように見え、その姿には寂寥感が漂っていた。

タクシーで向かったのは拘置所近くのコンビニ。周囲を気にしながら車を降りた小番氏は、レジで荷物の送付手続きを行う。

そこで、「迷惑でなければ目的地まで送りますよ」と声をかけると、「まだ公判中なので事件のことは何も話せませんよ」と断りながら、記者の車に乗り込んできた。

助手席に座った小番氏が、世の男性を震撼させた「あの事件」の核心を、本誌だけに語った。