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大胆予測!トランプ大統領誕生なら、アメリカの経済政策はこうなる
日本は「新時代到来」にいまから備えよ
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「ハマコー」が首相になるぐらいありえない話だったのに…

米大統領選で、ドナルド・トランプ氏(69)が共和党候補になることが事実上確定した。あれだけ泡沫候補といわれ続けていたのに、驚きである。現時点では、共和党指導者のなかにもトランプ氏を拒否する者もいるだろうが、なにしろもう他に候補者がいない。

これまで、共和党候補では、トランプ氏の他に、16名、テッド・クルーズ上院議員、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事、リンゼー・グラム上院議員、ジョージ・パタキ元ニューヨーク州知事、リック・ペリー元テキサス州知事、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事、ジム・ギルモア元バージニア州知事、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事、ベン・カーソン神経外科医、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事。

そして、カーリー・フィオリーナ元ヒューレット・パッカード最高経営責任者、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事、ボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事、ランド・ポール上院議員、マルコ・ルビオ上院議員、リック・サントラム元上院議員がいたが、いずれも撤退した。

すでにいろいろと報じられているが、このトランプ氏は共和党候補としては異例づくめである。暴言もすさまじい。

「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」
「メキシコは問題のある人間を(米国に)送り込んでいる。彼らは強姦犯だ」
「メキシコに対して国境に万里の長城を造る」
「移民なんかくそくらえ」
「世界同時株安は中国、お前らのせいだ!」

テレビのエンターテインメントがかすんで見えるくらいに、その発言は刺激的だ。

その暴言の度合いは、日本で探してもちょっと思いつかないくらいだ。トランプ氏が米大統領の共和党候補になるのは、ちょっと古い記憶であるが、政界の暴れん坊で「ハマコー」といわれた浜田幸一元衆議院議員が首相になるかどうかというほどの、あり得ない話であったはずだ。