ポルノグラフィティのギタリストはなぜ「サロン・ド・シマジ」にやってきたのか?
島地勝彦×新藤晴一【第1回】

撮影:立木義浩

<店主前曰>

人気ロックバンド「ポルノグラフィティ」のギタリスト、新藤晴一は去年から葉巻をはじめたという。

まず手はじめに馳星周の名著『リアル・シガー・ガイド』を購入して読んでいると、「島地勝彦」という名が目にとまった。さらに葉巻の情報をネットで調べているうちに「ザ・リアル・シガー・レビュー」というページに辿り着く。そこにもやはり島地という男が登場した。シガーダイレクトクラブの会長を務めるその男が、毎月5本の葉巻を選び、一本一本に点数をつけるのだ。男は毎日5本の葉巻を燻らせているという。

新藤は、島地のことが気になって仕方がなかった。そしてある日、居ても立ってもいられず“じかあたり”を決意した。自分がディスクジョッキーをやっているラジオ番組「カフェイン11」(bayfm)のゲストとして登場してもらおうと考えたのだ。

依頼をすると島地は快諾し「それならサロン・ド・シマジ本店でシガーを吸ってシングルモルトを飲みながらお話しましょう」といってきた。それは新藤にとって願ってもない条件だった。

去年の暮れ、この場所で録音された対談は、新年早々2回にわたって放送された。評判も上々だったという。すっかり気をよくしたシマジが、今度は逆に、このネスプレッソ対談に新藤晴一を呼んだという次第である。

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ヒノ 新藤さん、本日はありがとうございます。まずはネスプレッソをどうぞ。

新藤 いただきます。うん、美味しい! えっと、感想をいわなくてもいいんですか。

シマジ さすがですね。新藤さんはコマーシャル慣れしているんですね。

ヒノ まだネスプレッソの担当者がきていませんから無理しなくて大丈夫ですよ。

シマジ いやいやせっかくだから新藤さんの感想を聞こうじゃないの。

新藤 こんなに簡単に本格的なエスプレッソを愉しめるなんて、すばらしいマシンですね!

シマジ お上手です。のちほどネスプレッソの末吉というものがきますので、そのときはもう一度お願いします。

新藤 もちろんです。何回でもいいますよ。