デンマークの消費税は25%、所得税は最高65%。でも医療費と教育費は、基本的に無料です
島地勝彦×柘恭三郎&マレーネ・ミッケ【第3回】

撮影:立木義浩

第2回【デンマークのパイプ作家が脚光を浴びた理由

シマジ 最近やっと手に入れたんですけど、これはカナダのパイプ作家マイケル・パークスの作品です。

マレーネ 美しいパイプですね。

シマジ 注文してから1年半かかって、つい最近送られてきたんです。わたしの親友の足澤公彦がマイケル・パークスに直接頼んでくれたんです。

 そうでしたか。うん、これは凝ったデザインですね。3色に別れているところが奇抜ですね。

シマジ 足澤がシマジの人物像を紹介して、こうこうこういうパイプを作ってもらいたいと注文した結果、このパイプが出来上がったんです。名前をカップ&ソーサーというそうです。

ヒノ たしかにソーサーの上に置いたカップのイメージですね。

シマジ そうだろう。上のボウルのところがサンドブラスト仕上げで、こんなに目が深いのは余程いいブライヤーを使っているんでしょう。下のほうは塗料仕上げですが、ここにバーズアイとバーズネストがみられます。これはスグレモノの証拠です。

 焦げ茶色の塗料はむかしのダンヒルそっくりです。それから 白いマウスピースが変わっていますね。これはエボナイトではないですよね。

シマジ アクリルだそうです。

マレーネ しかもかなり薄い仕上がりですね。

シマジ ミッケとまではいけませんが、吸い口が薄くて吸いやすいです。

立木 シマジ、派手で高そうだね。いくらしたんだ? 正直にいえ。

シマジ 1年半待った割には安かったですよ。14,5万円だったかな。

立木 そういういい加減さというか、ズボラのところがお前の魅力なんだろうけど、75歳にもなってまだ浪費癖が直らないのは困ったもんだ。さっきはリー・フォン・エルクのパイプを買ったばかりだといっていたよな。