黒魔術を学び、交通事故に5度遭うも無傷……『透明なゆりかご』作者の壮絶人生!

見習い看護師として働いていた体験をベースに、知られざる産婦人科の真実を描いて大反響のマンガ『透明なゆりかご』。鋭く、豊かな感受性で描かれている本作から、作者の沖田×華(おきた・ばっか)さんに興味を持つ人も多いのではないだろうか。

そこで、これまでの人生経験からペンネームの由来まで、一気に語っていただいた。衝撃エピソード満載です。


 黒魔術にハマった少女時代

実家が中華料理屋だったので、小学生から毎週日曜日は店の手伝いと玄関のタイル掃除係でした。

成績が悪いくせに口が達者だったため、学習塾は「やる気がない」と4回クビ。家庭教師も何人かいましたが、教えてくれていた女子大学生を泣かせてしまい、その母親とスーパーであった時に挨拶したら「オニギリみたいな顔して!」とビンタを食らったことも(笑)。

そのくせ字が書けないのに文通にハマり、同級生に1回50円で代筆させていました。

人間の話し相手がいなかったので、なにか相談事のあるときはコックリさんかキューピットさんで解決していましたが、一人でやるのは怖かったので気の弱い同 級生の家で強引に遊んでいました。自分を嫌な目に遭わせた相手を合法的にやっつけるため、黒魔術と白魔術を勉強するのが日課でしたね〜。

好きな漫画は『マーダーライセンス牙』

実家の中華料理店に置いてあった漫画を読んでいたので、物心がついた時から劇画、男性誌、女性週刊誌の連載漫画を読んでいました。

エロ系の漫画は子どもの手が届かないように本棚の一番上に置いてあったのですが、親の目を盗んでは全部読み漁りました。

好きだったのは本宮ひろしさん全般、『ダミーオスカー』『ブラックエンジェルズ』『マーダーライセンス牙』『うしろの百太郎』『魁!男塾』『青春の尻尾』『奇子』『漂流教室』『羅刹の家』モンキーパンチ作の『ルパン三世』などなど。

逆に少女漫画を見るのが非常に遅く、勝手にパーツやセリフを書き加えたりしていました。 母の好きな某有名女性漫画家の単行本の欄外に勝手に外伝を加えたら、タウンページで叩かれてしまいました(笑)

あと、友人の単行本に「名前の由来。それは……」というオマケ漫画を書き加えたら、実は友人の兄の私物でむちゃくちゃ怒られたこともありました。