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巨額赤字!三井物産と三菱商事を襲う「大異変」
〜夏のボーナス「ゼロ」、年収も激減

名門商社「勝ち組」時代の終わり

ともに就活生にはトップクラスの人気企業。年収も抜群で、世界を駆け巡る仕事の醍醐味もある。そんな勝ち組の象徴に、大異変が勃発。かつての「冬の時代」に逆戻りするという声も出てきて—。

老後の生活設計が……

勝ち組商社の代表格・三菱商事が、目下の資源価格暴落のあおりを受けて、1500億円という巨額赤字に転落することが決定的となった。

連結赤字は創業来初めてとあって、普段はクールで冷静なエリート商社マンたちも大パニック。

これから自分たちの身になにが降りかかってくるのかという疑心暗鬼が社内に渦巻いている。

「役員ルームからして、騒然としています」

三菱商事幹部が言う。

「今回の赤字転落の責任をとって、さっそく55人の全役員に対して夏のボーナスは不支給、つまり『ボーナスゼロ円』が決定したからです。常務役員であれば年間1000万円以上をもらっている人もいるし、副社長クラスなら2500万円以上。それが一気にゼロになるのだから、『老後の生活設計が崩れた』という嘆きが漏れ聞こえてくる」

別の幹部社員も言う。

「赤字のけじめをつけるために小林健社長(現会長)は年収の半分を返上すると決めたのですが、同時に『資源関連』の役員も年収の3割を返上させられることになった。

社内で話題になっているのは、『資源関連』の役員はどこまで含まれるのか。エネルギー事業グループCEO(最高経営責任者)を務めていた柳井準氏、金属グループCEOだった衣川潤氏の二人は間違いなく対象でしょうが、『それ以外はどこまでの役員が詰め腹を切らされるのか』『自分は対象になるのか』と戦々恐々としているわけです」