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「私はマイナス金利でこんなに儲けた」成功者の体験談を公開!
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2月16日の導入を境に、経済のプロたちも百家争鳴、日本人はさながら迷える子羊だ。こういう時は、「儲かっている人」に聞くのが一番。ウハウハの勝者たちが、本誌だけに手の内をすべて明かした。

ピンチじゃない、チャンスだ

マイナス金利導入で、最も大きな恩恵を受けているのが、住宅ローンを組んでいる人であることは間違いない。ローン借り換えで、100万円単位のトクをする人が続出している。

東京都郊外に購入した、一戸建てのローンを返済中の30代男性が言う。

「私は'08年の秋に家を買いました。ローンの総額は4000万円弱です。

そのうちの3000万円分は、30年返済で2・8%の固定金利で借りました。残りの1000万円分は、会社の利子補給制度が適用できたので、金利1・5%で借りられましたが、それでも全体としては、あまり安いという感じはしませんでしたね」

このままのプランで返済を続けると、最終的に支払う総額は、5200万円を超える見通しだったという。彼が続ける。

「住宅ローンの金利が、去年からまた下がっているのは知っていました。でも『忙しくて銀行に行くのも面倒だし、自分のプランは固定金利だし、気長にゆっくり返せばいいや』と、あまり見直す気もなかったんです」

そんな中、マイナス金利導入の一報があり、たまたま会った親戚の金融関係者に「ぜひ住宅ローンを借り換えるべきだ」と強く勧められた。そして男性は2月下旬、思い切って東京駅八重洲中央口近くにある、ソニー銀行の相談窓口「住宅ローンプラザ」へ出向いた。

「驚きました。返済期間はあと22年残っていたのですが、『今借り換えれば、これまでと同じペースで返済を続けた場合、あと15年で返せますよ』と言われたんです」