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4月改編「ウチはこの番組で勝負する」
~テレビ各局の編成部長が実名で語ったハラの内

新・朝ドラ『とと姉ちゃん』主演の高畑充希(NHKホームページより)

●NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』は好調を引き継げるか
●TBSvs.フジテレビ「日9ドラマ対決」が熱い
●王者日テレが満を持して送り出す「有吉の新番組」
●テレ朝「橋下徹のバラエティ」は期待できるのか

4月の番組改編は、各テレビ局の雌雄を決する「天王山」でもある。この時期の新番組を成功させることが年間の視聴率に大きく影響する。すべての番組を取り仕切る編成部長たちが明かす内幕。

『あさが来た』波瑠の争奪戦

「今のNHKの朝ドラには敬意を払っています。『あさが来た』では、ディーン・フジオカさんとか、芸人の友近さんとかチャレンジングなキャスティングをしていますが、番組のクオリティさえしっかり担保されていれば、年配層にも支持されることを証明している。本当は民放がもっとチャレンジをしなきゃいけないんですけどね。でもだからといって単にNHKを真似するんじゃなく、僕らは僕らにできるやり方で勝負していきたい」

こう語るのはフジテレビの編成部長・宮道治朗氏だ。

いよいよ4月4日からNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』の放送が始まる。物語は『暮しの手帖』の創業者・大橋鎭子の人生がモチーフとなっている。主人公・小橋常子を演じるのは、大阪出身のちゃきちゃき娘として注目を浴びる若手女優、高畑充希(24歳)だ。

「生前の父が教えてくれた『当たり前の暮らしがいかに大切か』という教えを胸に、2人の妹と母を守って型破りの大奮闘を繰り広げる常子。そんなヒロインを高畑さんが明るく元気に演じます。彼女の笑顔を見て明るい気分で一日をスタートしてもらえればと思います」(NHKの番組宣伝担当)

出版にかかわる女性を主人公にしたところは、吉高由里子がヒロインを演じ、大ヒットした『花子とアン』('14年)を彷彿とさせる。

現在の『あさが来た』まで、過去3年間、20%以上の視聴率を獲得してきた。朝ドラの好調はまだまだ続きそうだが、民放各局は、この勢いをどう見ているのか。