メディア・マスコミ
「権力を監視する」と胸を張る報道番組に期待してはいけない
夜のニュース戦争勃発!
高市大臣の「電波停止発言」に各局は敏感に反応したが、やれるもんならやってみろ、ぐらいの気概を見せてもよかったのではないか【PHOTO】gettyimages

「偏向番組」はすぐに自滅する

春からテレビ各局のニュース番組が変わった。私が司会を務めるTOKYO MXのニュース・バラエティ番組『ニュース女子』も、4月4日から毎週月曜22時に放送時間が繰り上がる。そこで今回は自分の番組の宣伝も兼ねて(笑)、テレビニュースについて考えてみたい。

TBSの『NEWS 23』は春からキャスターが交代した。テレビ朝日の『報道ステーション』とNHKの『クローズアップ現代』もキャスターが代わり、番組内容も少し変わるようだ。日本テレビの『NEWS ZERO』も加わって、まさに「夜のニュース戦争」幕開けである。

夜のニュースといえば、NHKはじめ各局がもっとも報道に力を入れている時間帯だ。私もだいたいNHKに始まって報ステ、ZEROとハシゴするのが習慣になっている。だが、残念ながら時間がなく、実はあまりしっかり見ていない。

それで番組について語るのは少々気が引けるが、あえて言わせてもらえば「テレビのニュースはあまりに建前や紋切り型、きれいごとに流れすぎているのではないか」と思う。報ステや23が大好きな安倍晋三政権批判でもそうだ。批判がパターン化していて、見ていて面白くない。

誤解してほしくないが、私が安倍政権を支持しているから、そう言うのではない。私は政権批判を売り物にする番組があってもいいと思っている。

「放送は客観的で公正、公平であるべし」という立場に立つなら、政権批判に偏向している番組は問題だろう。だが、私は客観報道とか公正、公平などというのは所詮、建前と思っているので、そういう観点に立って番組に目くじらをたてるつもりはない。

世の中とかけ離れた偏向報道を続けていれば、最終的には視聴者からそっぽを向かれて、番組が自滅するだけだと割り切っている。

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