羽田の船着き場に「フィッシャーマンズワーフ」みたいな施設を作ったらおもしろいと、妄想しているところです。

島地勝彦×鷹城勲 【第4回】

2016年03月23日(水) 島地 勝彦

撮影:立木義浩

第3回【爆買いの元祖は米兵だった!?

シマジ これは一般的な意見としていうんですが、やっぱり「免税店」っていうのは、夢がありますよね。

鷹城(日本空港ビルデング社長) そこがわたしたちの夢でもあります。

セオ あ、そうだ。免税店といえば・・・。ずいぶん昔の話ですが、ぼくはイラク戦争のとき、無謀にも現地取材に行ったことがありまして・・・。

鷹城 本当ですか!? 編集稼業というのは命がけなんですね。

セオ ヨルダンからクルマでイラクに入ろうとして、途中でテロリストに捕まって身ぐるみ剥がされて、殺されそうになって大変でした。でもパンツのなかに入れてあったお金は無事だったので、どうにか帰ってくることが出来ました。

そんなことがあったんで、再びテロリストやら強盗やらがうようよしている道を通って帰るのは怖いなあと思って、裏ルートを探すと、バクダッド空港からヨルダンのアンマンに国連が飛行機を飛ばしていることをキャッチしたんです。そこで有り金を叩いて、アンマンまでの航空券をなんとか手に入れたんですね。

シマジ 国連も金次第なんだ。

セオ まさに地獄の沙汰も金次第ですよ。チャーターしたクルマでバクダッド空港に向かう途中、攻撃されて潰れてた戦車やジープがいっぱい転がっていました。その間を恐怖を感じながら抜けて行くと、なんとか無事に空港まで辿り着きました。そのバクダッド空港に、なんと免税店があったんですよ。

鷹城 凄い話ですね。いったいなにを売っていたんですか?

セオ 爆撃で空港ビルはボロボロになっているのに、一ヵ所だけ不自然にショーケースが置いてあって、そこでお土産らしきモノが売られていました。何だろうと、よくよくみると、フセイン紙幣だったんです。

当時すでにフセインは捕まっていたのでフセイン紙幣は使えなくなっていたんですが、それをお土産用にパネルみたいにしたのが売られてたんですよ。

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