賢者の知恵
2016年03月16日(水)

就活生は電通の「中期経営計画」を読みなさい~現役東大生が明かす「内定の秘伝」

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就活生と交流する大熊将八さん〔撮影:神谷美寛〕

「現存する『就活本』としては断然のベスト」と経済評論家の山崎元さんが太鼓判を押す『進め!! 東大ブラック企業探偵団』。その本の著者で、東大経済学部生の大熊将八さんが、3月1日の就活解禁日に、就活生に向けたセミナーを開いた。そこで語られた、小説のモデルとなった「Tゼミ」(瀧本哲史京大准教授が顧問)で実践されている最強の企業分析の「秘伝」を公開する。誰でも簡単に企業の実態がわかる、その方法とは?

【第1回】キケンな「ブラック企業」はこう見抜け!はこちらから。
【第2回】激安居酒屋「鳥貴族」のホワイトな経営戦略はこちらから。

決算説明会資料を読めば、企業の実態が浮かび上がる

企業の「広告」である説明会や、就職情報誌に騙されないために、「ファクト」に基づく企業分析は必須。そうは言っても、企業の経営指標が載っている有価証券報告書は細かい文字でびっしりと埋め尽くされており、事前知識なしに読むハードルは正直高いです。大学の先生や、就活セミナーの講師にすすめられて一度は読もうとしたけれど諦めたという人も多いはず。

そこで、誰でも、もっと簡単に企業分析できる方法をお伝えします。

まずおすすめなのは、「決算説明会資料」を見ることです。

これは、上場企業が決算のたびに投資家に向けて開く説明会のプレゼンテーション資料で、「企業名 決算説明会資料」でググれば必ず出てきます。有価証券報告書に書かれていることが主にパワポ形式でまとめられているので、表やグラフが付いていてだいぶ見やすくなっています。

それでも、最初の方のページではEBITDAとかROEとか、複雑な用語がたくさん並んでいてうんざりしてしまうかもしれません。しかしそれは株主が重視する指標なので、今回は理解できなくても良いです。

重要なのは、「中期経営計画の方針と、その進捗具合はどうなっているか」を読むことです。

次ページ 企業の真の姿が見えてくる!
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