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『あさロス』が怖い!
残り3週間、あなたの心配に答えます

あさと新次郎にはどんな結末が?〔PHOTO〕NHKホームページより

●うめは番頭はんにもう会えないのか
●新次郎はあさより先に死ぬのか
●はつは幸せに暮らせるのか
●あの娘はあとを継ぐのかほか

「あさロス」=毎朝楽しみに見ている『あさが来た』が終わって虚脱状態になること……そんな病状(?)が予想される朝ドラもいよいよ、あと3週間。結末を聞きたいような、聞きたくないような。

MVPは新次郎?

「毎朝楽しみにしていただいている皆さんに、真っ白な状態で展開を楽しんでいただきたい。そんな思いもあって、ラストはあえて事前にお伝えしないようにしようかとスタッフで相談しているところです」

こう語るのは、朝の連続テレビ小説『あさが来た』を統括する佐野元彦プロデューサーである。

4月2日の156話で大団円を迎える同作。なんと昨年9月のスタート以来、平均視聴率は全週20%超えという空前の高視聴率を叩きだしている。

ブームとなったディーン・フジオカ演じる「五代さま(五代友厚)」が史実どおり死んで退場しても、高視聴率をキープしている。コラムニスト・桧山珠美氏は言う。

「五代さま退場で視聴率が落ちなかった原因は、新次郎役の玉木宏さんの見せ場がたたみかけるように来たことでしょうね。あさ(波瑠)の遊び人の夫として、やや抑え気味だった感情表現を、一気に押し出してきたでしょう?

あさに難癖をつける萬谷(ラサール石井)にタンカを切ったり、あさが萬谷に刺されて意識不明に陥った枕元で『わて、あんたに惚れてます……先に死ぬことだけは許さへん!』と涙ながらに告白するところなど、思わず目が潤んでしまいました。

『五代さまの陰に隠れてたけど、新次郎さんも意外といいわよね』と思わせ、女性視聴者を繋ぎ止めることに成功したのです。

そもそも、新次郎とあさの夫婦の姿は、働く女性にとっては理想そのもの。夫は一人娘の子育てもしてくれて、女性のすることをニコニコしながら応援してくれる。仕事の面では五代さまのようにハンサムな権力者が未熟な自分を導いてくれて……言うことないじゃないですか(笑)。

しかもあさは実業家としてどんどん大きくなっていく。つまり出世物語でもあります。朝からモチベーションが上がるし、視聴習慣が定着しているのも当然だと思います」