賢者の知恵
2016年03月09日(水) 週刊現代

ついに全面抗争か!?
山口組vs神戸山口組「恐怖の市街戦」が全国各地で勃発

週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

かつて山一抗争の舞台にもなった北陸で、ついに全面抗争の火蓋が切られた。だが実は、前哨戦とも言える小競り合いは全国各地で頻発していた。夜、安全に歩ける街がどんどん減っていく。

明らかな宣戦布告

JR敦賀駅から北へ1㎞ほど進んだ繁華街に、5発の銃声が響いた。

銃弾が撃ち込まれたのは、福井県敦賀市に居を構える神戸山口組系正木組の事務所。時刻は午前9時55分頃だった。

一部始終を目撃した近隣住民が言う。

「犯人はクルマで正木組の事務所までやってきたようです。そして、パンパンパンと、撃ちまくった。銃声なんて映画でしか聞いたことがなかったので、びっくりしました。

組事務所からは、『なんじゃコラ〜』、『おー! わりゃー!』と怒鳴りながら、男たちがすぐさま飛び出してきました。

ただ、その後はあっという間でしたね。すぐに警官隊がやってきて、5分後には正木組の事務所がある通りに入る道4本をすべて封鎖した。警官は100人くらいいたんじゃないですかね。機動隊まで出動していました。わずか5〜10分くらいの出来事でした」

昨年8月に山口組が分裂して以来、神戸側の最高幹部である正木組の事務所前には、24時間態勢で複数の警官が張り付いていたという。

「この日ももちろん、警官はいました。だから、なおさら驚きましたね。犯人は警官の目の前で拳銃を撃ち込み、すぐさま取り押さえられていた。まるで、逮捕なんてまったく恐れていないように見えました。

とにかく、我々一般市民にとっては恐怖でしかない。このあたりは、かつて山一抗争の際にも銃撃戦があった場所でもありますからね。また始まるのかと思うと、堪りません。近くの小学校は集団下校を続けていますし、みんな怯えています」(前出の住民)

2月23日、この発砲事件で、六代目山口組傘下組織・中西組の構成員とされる男が現行犯逮捕された。

白昼堂々、警察の眼前で行われた襲撃事件。六代目山口組側は、なぜこのような暴挙に打って出たのか。

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