スポーツ

台湾球界屈指のスラッガーが徳島インディゴソックスに入団! 監督が明かす「魅力あるチームづくり」

2016年03月03日(木) スポーツコミュニケーションズ

目指すは打ち勝つ野球

合同自主トレがスタートして1ヵ月。練習試合も2度実施し、ここまでは順調に来ています。特に2年目以降の既存の選手がオフシーズンにしっかりトレーニングをしてきた様子がうかがえたのは良いことです。昨季を踏まえて何をすべきか、自覚が出てきました。

今季、僕たちは「打ち勝つ野球」を目指します。他チームのチームづくりはわかりませんが、昨季の戦力と比較すると、22盗塁の鷲谷綾平、18盗塁の増田大輝(巨人育成)が抜け、機動力は落ちています。

となると、打ってランナーを還し、得点を重ねるしかありません。新加入の選手に一発長打が期待できる選手がたくさんいるわけではありませんが、全員が「打ち勝つ」ことを意識して練習に取り組んでほしいのです。この自主トレではスイング量を増やし、打力の強化に力を注いでいます。

あえて「打ち勝つ野球」を掲げた理由は、もうひとつあります。それは多くのお客さんに楽しんでもらいたいからです。球場に来るファンは地味な投手戦よりも、派手な打ち合いの方がおもしろいでしょう。

僕は徳島に来て3年目になりますが、観客動員の少なさは気になっています。同じ徳島のサッカーJ2のヴォルティスがホームゲームに何千人も集めているのに、我々の試合は数百人止まりです。

どうすればファン層を広げ、何度も球場に足を運んでもらえるか。それには「また観たい」と感じてもらえる要素を増やすことが重要です。勝利やNPB選手の育成のみならず、試合の中身でも魅せることができれば、関心を持ってくれる人は増えると信じています。

観客動員がアップすれば、球団も潤い、球場イベントの充実や目玉選手の獲得に乗り出す好循環が生まれます。そのきっかけを現場からもつくっていきたいのです。

今回、台湾球界で初の2000本安打を放った張泰山の加入も注目度を高めるひとつの手段だととらえています。

泰山とは、統一セブンイレブンでコーチ、監督を務めた際に一緒にやった仲。僕が監督をしているならと、向こうから「徳島でプレーしたい」と話をもらいました。台湾では有名選手とあって、現地メディアでも取り上げられるなど話題になっています。台湾でもアイランドリーグのことが広まれば、挑戦してみようと思い立つ若者たちも出てくるでしょう。

泰山にとって日本での野球は初体験。台湾との違いを感じる部分があるはずです。統一ではコーチ就任の打診を断り、現役続行にこだわったと聞いています。いずれは台湾で指導者になる人間でしょうから、日本で学んだことを財産として生かしてほしいと願っています。

1
nextpage


Special Feature

スポーツプレミア アクセスランキング

  • 昨日
  • 直近1時間