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開幕直前、今年のJリーグ「台風の目」になるのは?

優勝予測と注目の若手

2016年02月26日(金) スポーツコミュニケーションズ,大野俊三
昨年の覇者サンフレッチェ広島は今年も磐石か?〔photo〕gettyimages

 

いよいよ27日、2016明治安田生命Jリーグが開幕を迎えます。J1は今季も2ステージ制を採用するにあたって、どのクラブも初戦は是が非でも勝利を掴みたいはすです。

キャンプや練習試合を通して連携がしっかりできているチームは当然、スタートを上手く切ることができます。一方で、チームコンセプトが選手に伝わっていないチームは不安を抱えたままの船出となるでしょう。

盤石の広島、戦力充実の鹿島

今年も昨季のリーグ王者・サンフレッチェ広島は強いですね。広島に対抗してくるのが、うまく補強を進めた鹿島アントラーズでしょう。

広島を大本命に挙げる理由は2つあります。1つ目は、チームコンセプトが全員に浸透していて、攻守に抜群の安定感があります。2つ目としてチームのフロント・強化側の考えと、森保一監督が現場で進めているプランがすごくフィットしているように感じますね。

昨季、21得点を記録したFWドウグラスが移籍してしまいましたが、FWピーター・ウタカ(前清水)とFW宮吉拓実(前京都)を補強しました。広島は毎年、主力選手が抜けて駒が足りなくなったポジションを的確に補強しています。

そして勢いのある若手も多いのも強みです。U-23代表組のFW浅野拓磨、MF野津田岳人がいます。中盤の守備の要MF森崎和幸の後継者として、ディフェンダーもボランチもできる19歳MF宮原和也の存在は面白いと注目しています。

広島は若返りを図らないといけない時期に差し掛かると思うのですが、世代交代はスムーズに移行していくでしょうから、抜け目がないですね。
 
対抗馬に推す鹿島も今季はかなり期待できますね。MF本山雅志、FWダヴィが抜けましたが、鹿島にもU-23の活きの良い若手が集まりました。

元々、在籍しているDF植田直通に加え、新たにGK櫛引政敏とMF三竿健人の2人が入団しました。GKのポジションにはベテランの曽ヶ端準がいます。櫛引の加入が発奮材料となり、良い効果をもたらしてくれるのではと思います。

植田の成長のお陰で、センターバックは激戦区です。昨年レギュラーのDFファン・ソッコは負傷で離脱していますので、おそらく開幕スタメンは厳しいでしょう。DF昌子源が軸として、植田にもチャンスが回ってくる可能性は高い。植田の若さで前へ前へと積極的にボール奪取にチャレンジをし、昌子が後ろでうまくサポートしてほしいですね。

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