「石原さとみの顔なら付き合ったのに」だと!? 男が女を「顔」で判断するワケ二村ヒトシ×川崎貴子【女子会】第1回

2016年02月25日(木) 二村 ヒトシ,川崎 貴子
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二村 そして恋愛工学徒とも戦えば、フェミニストとも戦うアオヤギさん(笑)。

アオヤギ 戦っているつもりはないんですが……。でも性別や立場は関係なく、雑なことを言っていたり、他人をないがしろにしていたりする人を見ると、思わず反応してしまうところはあると思います。

トイアンナ そのバトルをツイッター上で見かけることもありますが、この件は連載に出てくる独身男性の方々にも通じると思うんです。

「君が石原さとみの顔だったら付き合ったのに」

二村 僕もそう思います。固定観念をもつ、ということの問題だよね。これはデリケートな話なんですが、かりに問題の善悪が明らかなことだったとしても「そこは、そう言ったら相手に伝わらないよ」という表現をしてしまうことが、ネット上の不毛な議論や、結婚したいのにできない人にとっての恋愛や婚活の場面において、多すぎる。

ようするに男にも女にも「許せないこと」が多すぎるんだと思いますが、変わりようのない、変わる気のない自分を押し付けてくる。まちがいなく問題の根本は「感情の問題」なのに、つまり「自分は傷ついている」と言えればいいのに、話を「正論」や「理屈」にすりかえる人がいる。

男と女で本当は仲良くしたいはずなのに、なぜわざわざケンカする方向に持っていくのか。僕は恋愛もセックスも“対話”であり、人の話を聞いたり、相手の欲望を受け止めたりして、自分が変わるほうが気持ちがいいと思っているんです。変わらない自分を押し付けたり、ケンカしたりする人は、なぜ「気持ちいいほう」を選ばないのか……。

川崎 当然その気持ちよさを知らないからだと思いますが、単純にこわいんだと思います。変わるのってある意味怖いですからね。自分のテリトリーに人が入ってきたり、自分を変えられたりすることが。

二村 この連載に出ていただいた相談者の男性たちは、そういう傾向がありましたね。みなさんは、読んでいてどう思われました?

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