目標を達成する人は「絶対にやらないこと」を3つ決めている
五郎丸ルーティーンの生みの親が明かす「心の鍛え方」
荒木 香織

いくらたくさん目標を立てても、身体はひとつだし、時間は一日二四時間しかありません。それならば、そんなに目標ばかり立てずに、本当に必要なものだけに絞ったほうがいい。そうすれば、時間的にも余裕ができて、焦らなくてもよくなる。結果として、目標を達成する可能性も高くなるはずなのです。

つまり、ときには引き算も必要だということです。

「やめることの大切さ」

そこに気づいていない人は、意外に多いのではないでしょうか。

自分の心と身体の現状を理解しつつ、目標に向かって行動を「維持・変化・停止」させるのも、パフォーマンス向上には大切なスキルです。

このままでいいと思ったら、そのまま「維持」すればいいし、変えたほうがいいと思えば「変化」させる。そして、やりすぎているなと感じたら、「停止」する。これも目標を達成するうえで大切なことなのです。

実際、やるべき目標を絞った先ほどの選手は、試合にも出場できるようになりました。

「初志貫徹」にこだわらない

どうしても目標を達成できない……。そういうことは誰にでもあるはずです。そのため、挫けそうになることもあるでしょう。

そんなとき、あなたはどうしますか?

「一度立てた目標なのだから、絶対やらなければならない」

そう考える人もいると思います。

初志貫徹は大切なことだと私も思います。でも、がんばってもがんばっても結果が出なければ、結局は自分が苦しむことになります。モチベーションも下がってしまうでしょう。実際、そういうアスリートはたくさんいます。

では、どうするのがいいのでしょうか。