スポーツ

香川・伊藤秀範「新人の田中真澄は西武・岸のようなタイプ」

2016年02月18日(木) スポーツコミュニケーションズ

合同自主トレがスタートして2週間、ピッチャー陣は今週より本格的な投げ込みに入っています。

新人も合流し、ここまで最も目立っているのは田中真澄(上宮太子高-三重中京大-トータル阪神-06ブルズ)です。トライアウトではコントロールの良さが光りましたが、実際にブルペンの投球練習を見ているとストレートのキレが素晴らしい。遠投でも、ボールにスピンがかかり、グッと伸びます。

変化球はカーブ、スライダーが使えそうで、スタミナも十分。体型を含めて、西武の岸孝之のようなタイプです。現状では先発ローテーションの一角を託そうと考えています。実戦で好アピールを続ければ、NPBのスカウトに、きっと注目される右腕でしょう。

BCリーグ・新潟から移籍した間曽晃平もバランスがとれた投げ方をしています。BCリーグでは2年連続最多勝に輝いた実績があり、投球術はピカイチ。ただ、28歳でNPBへのラストチャンスにかけるには、もうひと押しが求められます。

それは何か。僕はストレートの球速アップとみています。140キロ台前半のストレートを、より磨けば持ち味の投球術も光るでしょう。そのためには先発ではなく、短いイニングの方が適しているかもしれません。本人は「任されたところでやる」と話していますから、一番ラストを締めくくる役割もおもしろいのでは、と感じています。

また、ドラフト1位で指名した石田哲也(日大藤沢高-日大(準硬式)-06ブルズ)は香川に来て、フォーム修正に着手しています。彼の良さは188センチと恵まれた体格から投げ下ろすストレート。しかし、上体に頼ったフォームのため、バランスが良くありません。下半身主導で投げれば、もっとボールに力が伝わるでしょう。

大学では準硬式部だったそうで、硬式でのピッチャーとしては、まだこれから。ピッチャーでは実質、硬式1年でNPB入りした松本直晃(埼玉西武)のように、どんどん投げて伸びていってほしいと期待しています。

もちろん、既存の選手も負けてはいません。4年目の竹田隼人はテイクバックを小さくした取り組みが実を結びそうです。後ろで小さく、前で大きく放るスタイルにしたことで、バッターからはボールが見にくく、かつ回転を感じるのではないでしょうか。フォームが固まれば、球速もさらにアップするとみています。今季は先発の中心としてチームを引っ張ってほしいものです。

1
nextpage


Special Feature

スポーツプレミア アクセスランキング

  • 昨日
  • 直近1時間