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清原和博の「黒い人脈」と転落〜警視庁組対5課はずっと見ていた

暴力団にムシられ、最後は「売られた」
週刊現代 プロフィール

PL時代は甲子園で最多本塁打。その才能は、確かに凄まじかった。しかし才能がありすぎるがゆえか、清原はいつまでたっても大人になれない男だった。

清原が薬物に手を出し始めたのは、現役時代の晩年。故障がちになった巨人移籍後からだったとされる。

「ちょうど10年くらい前に、タニマチと巨人のチームメイトが、相次いで覚醒剤所持で逮捕されたんです。すると清原は、いきなり頭を丸坊主にした。尿検査は数日でクリアできるが、毛髪は覚醒剤使用の痕跡が残る。だから頭を丸めたのか……。

いずれにせよ、それ以降、組対5課をはじめ、大阪・兵庫・高知各府県警なども、それぞれ清原をマークするようになりました。10年以上前から、捜査対象としてマークされていたんです。

清原は、肉体改造でステロイドを使用し、興奮作用に目覚めたという情報があった。あるいは、腰や膝の痛みを和らげるためにシャブを使用したのかもしれません」(前出の捜査関係者)

「ヤクザとゴルフ」の証拠写真

薬物に手を染めた背景には、盛んだった関西の有力暴力団との交流があるのかもしれない。

 

発端は、'96年12月31日に行われた「賭けゴルフ」だと言われている。

同年10月に巨人へ移籍したばかりだった清原はこの日、神戸のゴルフクラブにおいて山口組組員らと賭けゴルフを楽しんだ。すると翌年3月、唐突に別の暴力団構成員からその際の写真を見せられ、カネを支払えと脅されたのだ。

「このトラブルを解決するために、清原はさらに有力な暴力団幹部に接近したんでしょう。彼らとズブズブな関係になっていった」(清原の知人)

事実、'03年頃からは、暴力団幹部との密会がたびたび目撃されるようになった。

清原をよく知る関西の暴力団関係者が言う。

「確かに大阪・ミナミの『K』という韓国クラブで、山口組幹部とよく飲んでましたわ。服装はいつも同じで、Tシャツの上に黒のスーツを着込み、プラチナのネックレスをしていた。

ホステスの評判は最悪でしたね。隙を見て乳は揉む、股に手を入れるなどの狼藉は日常茶飯事。ある時なんかホステスが立ち上がったタイミングを狙い、その子のパンティをずり下ろしたこともあった。

そういえば、ちょうどその時、近くの席に座ってたスキンヘッドの男が、清原のあまりの醜態に怒ったんです。清原に説教するくらいやから、その男も腹の据わったヤクザの大幹部。そういうとき、キヨはケンカはせんと、かえってそういうヤクザに惚れ込む。アホなんです。それ以来、二人は仲良くなったらしいです」

現・神戸山口組組長との接点

別の暴力団関係者もこう続ける。

「清原はいつも、手のひらサイズの陶器の茶色い壺を持ち歩いていました。その中に大麻を入れていたんです。苛つくと紙に巻いて吸っていたようです。