「ナッツ類」があらゆる死亡率を下げる! ダイエットや便秘予防にも効果アリ、その偉大なパワーとは

2016年01月30日(土) ジェーン・ブロディ

ジェーン・ブロディThe New York Times

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ところが最近、黒人、白人、アジア人など多様なエスニックグループにおいて、社会経済的に低位の人を対象にした大規模調査においてもまた、ピーナッツを含めたナッツ類と健康には強い因果関係があることが分かった。調査対象者の多くは、早死に、喫煙、肥満、高血圧、糖尿病といった深刻な危険因子を抱えていた。

この結果は、2015年3月、ヴァンダービルト大学医学部の研究者が、「JAMA Internal Medicine」で公表したものだ。調査は米国南部、および中国上海に住む20万人以上の男女を対象に行われた。より多くのナッツ類を食べる人は、あらゆる要因においても、死亡率が低かった。とくに心臓病と脳卒中では、その傾向が強かった。

乳児にはバター状のナッツ類を

ところで、今日では以前よりもずっとナッツ類、とくにピーナッツに対してアレルギーを持つ人が多いが、最新の二つの研究において、子どもがナッツ類に対してアレルギー体質にならないようにする方法が指摘された。

「JAMA(The Journal of the American Medical Association)Pediatrics」に2014年掲載された研究によると、妊娠中にピーナッツを含めたナッツ類をもっとも食べた女性の子どもは、ナッツアレルギーになる確率がもっとも低かった。母親が月平均で5回以上ナッツ類を食べた子どもは、リスクの低下がもっとも顕著であった。

また以前は、生後4ヵ月から11ヵ月のときからナッツ類を与え始めた子どもは、ピーナッツ・アレルギーになるリスクがもっとも高くなると考えられていた。

しかしこうした子どもは、2015年2月、「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された別の研究によると、実際には5歳の時点において、アレルギーになるリスクを顕著に減らすことができたのだ。

キングス・カレッジ・ロンドンのある研究者は、乳児にピーナッツを食べさせないことと、ピーナッツ・アレルギーの最近の増加は、相関関係にあると指摘している。

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