息切れするネットメディア、真の勝者は結局「テレビ」だった!PV(ページビュー)戦争の罠

2016年01月28日(木) マイケル・ウルフ

マイケル・ウルフThe New York Times

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フェイスブックのマーク・ザッカーバーグは、彼の会社の将来は動画だと言い切る。バズフィードとハフィントン・ポストも新たなテレビ計画を発表している。

これが意味するのは、メディアの成功に必要な基本条件は何も変わっていないということだ。つまり、人々が関心を払い、そのためにお金を支払うような優れた商品の提供。要は、ウェブの訪問者数ではなくクレジットカードというわけだ。

2014年にルパート・マードックは息子ジェームスの強い勧めでタイムワーナーを買収するための入札を行った。これにより、今や主要なコンテンツ所有者、大手ケーブル業者、デジタル・プラットフォームなどすべてを巻き込んだ戦いの火蓋が切られたのは明白だ。

それは、動画業界での優位性を巡る争いだ。デジタル革命ではない。ジェームス・マードックは正しいのだ。周りを見渡してみるといい。これはテレビ革命なのだ!

翻訳/オフィス松村

マイケル・ウルフ
メディア・コラムニスト。メディアとテクノロジーとビジネスが交わる世界を「ヴァニティフェア」「ニューヨーク」誌などに4半世紀以上にわたってレポート。マードック・ファミリーへの食い込みの深さでも知られる。著書に「回転資金(バーンレート)―ネット・ビジネスの裏でムシられる人々」(徳間書店)など。
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