賢者の知恵
2016年01月27日(水) 週刊現代

北朝鮮崩壊の「Xデー」迫る!金正恩は、中国にまもなく消される

【スクープレポート】

週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

週刊現代編集次長:近藤大介

イランとサウジの断交、混迷のシリア内戦、イラクやトルコでのテロ……。だが今年一番危険な地域は日本の隣国、北朝鮮かもしれない。東京、北京、平壌、ソウルの動静を、緊急リポートする――。

「あのデブが」と呟いた習近平

金正恩第一書記が、「世界共通の敵」として、ルビコン川を渡った瞬間だった。

「あの三胖めが……」

1月6日午前11時前、同行中の栗戦書党中央弁公庁主任から、「北朝鮮の緊急事態」の報告を受けた、重慶出張中だった習近平主席。怒り心頭で、こう呟いた。

「三胖」とは、「三代目のデブ」という意味で、中国共産党・政府の幹部たちの間で、金正恩第一書記を指す隠語になっている。

地球の反対側、米ワシントンでも、オバマ大統領に直ちに、ライス安保担当補佐官を通じて緊急連絡が入った。米国務省は「水爆実験」の約1時間後、北朝鮮を非難する声明を発表した。

東京の首相官邸とソウルの「青瓦台」(韓国大統領府)にも、急報が届いた。

安倍首相は、「爆発」から1時間余り経った午前11時44分に、国家安全保障会議の4大臣会合を開いた。以後、北朝鮮問題に忙殺されることになる。

日本政府高官が憤る。

「正直言ってまったく予測しておらず、まさに寝耳に水だった。従来なら、まず長距離ミサイル実験を行ってから、その2~3ヵ月後に核実験というのが、北朝鮮のパターンだったからだ。

日本が非常任理事国になったばかりの国連安保理で、強力な経済制裁を議論していく。かつ、'14年7月に解除していた日本独自の経済制裁も復活させる。

今度こそ、あの『狂気のモンスター』を許さない。そんな雰囲気が、日本政府ばかりでなく、アメリカを始めとする関係各国に漲っている」

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