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巨額資金が動く!秘密の証券市場「ダークプール」をご存じか?
〔PHOTO〕gettyimages

匿名で秘密裡に行われる証券取引

年初から世界中の株価が大きく下落するなど、今年は荒れた相場展開になりそうだが、そうした目に見える市場の背後に隠れた裏の証券市場「ダークプール(Dark Pool)」が日本でも勢いを増している。

ダークプールとは、機関投資家など大口投資家が、東京証券取引所(東証)のような公開市場を介さず、プライベートなマーケットで半ば秘密裡に行う取引のことだ。

ダークプールを提供するのは、以前は主に欧米の証券会社や銀行などであったが、昨今はここに日本の金融機関も加わっている。それらのダークプールを介して、たとえばヘッジファンドや生命保険会社、あるいは投資信託会社など巨額の運用資金を有する機関投資家が、膨大な数量の株式や債権などを売買している。

ダークプールは匿名かつ相対の電子取引によって成立する市場である。機関投資家らは証券会社など金融機関の提供する電子取引システムを使って取引相手を探し、そこで売り手と買い手、双方の提示価格がマッチングした時点で売買が成立する。

このときの売買価格や数量をはじめ、取引に関する情報は一切外部に漏れないことが大前提となっている。

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