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総合格闘技人気は必ず復活する!『RIZIN』で時計の針が動き始めた

2016年01月09日(土) スポーツコミュニケーションズ,近藤隆夫
桜庭和志vs.青木真也〔photo〕gettyimages

最も印象に残った試合

好ファイトが続出、会場も大いに盛り上がり、「止まっていた時計の針が動き始めた」と実感できる大会だった。昨年の12月29日と大晦日の2日間、さいたまスーパーアリーナで開かれた『RIZIN FIGHTING WORLDGP 2015』のことである。
 
29日、「SARABAの宴」。

メインエベントの桜庭和志vs.青木真也は、心が締めつけられる想いで観た。青木の勝利は予想していたが、あそこまで一方的な展開になるとは……。世紀末から今世紀初頭にかけての桜庭のゴールデンロードを見続けてきた者にとっては、悲しい想いを抱かずにはいられぬ展開。見たくなかった、と思う。それほどまでに心に染みるインパクトの強い試合だった。
 
31日、「IZAの舞」。

最も印象に残った試合は、クロン・グレイシーvs.山本アーセン。クロンの勝利は大方のファンが予想していたこと。しかし、アーセンが予想以上の頑張りを見せポテンシャルの高さを感じさせてくれた。

まだ19歳の彼が目指しているのは、2020年東京五輪にレスリング日本代表として出場しメダルを胸に輝かすこと。よって当分の間、『RIZIN』への参戦はないだろうが、将来が楽しみである。
 
アーセンに勝ってMMA2勝目を挙げたクロンにももちろん注目が集まる。次は青木との再戦(13年6月に一度、グラップリングルールで闘い、クロンがギロチンチョークを決めて勝利している)が面白いのではないか。MMAルールでの闘いとなれば、青木有利と見る向きが多いだろうが、緊張感のある好勝負が期待できよう。

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