賢者の知恵
2016年01月01日(金) 花房麗子

テレビ中継では分からない箱根駅伝「裏スポット」~駅伝を愛した編集者・花房麗子が一挙紹介!

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駅伝が好きすぎて、箱根に別荘を買ってしまった週刊誌の女編集者・花房麗子(前回参照)。テレビ中継を見ているだけでは決して分からない、「駅伝裏スポット」を一挙に紹介する!

各大学の仕上がりまで知っている「情報通」がいる場所

各校、区間配置が発表された。箱根駅伝という競技は、レース本番にむけての盛り上げ方というのが、実にうまくできている。10月初旬に区間が短めの出雲駅伝があり、10月後半に予選会があり、11月に全日本大学駅伝と続く。

12月になると16人の各大学メンバーが、12月29日にその中の誰がどこを走るかの区間配置が発表される。そしてレース当日早朝のエントリー変更まで、駅伝ファンは気が抜けない。こんな言い方も変だが、たかだか一レースを走るまでに、ここまで話題を「引っ張る」なんて相当珍しい競技だと思う。

各大学の陣容が徐々に明らかになり、いやが上にも盛り上がるこの時期、箱根に来ることがあったら、芦ノ湖の往路ゴール脇にある「箱根駅伝ミュージアム」の川口賢次副館長のところをたずねるといい。

長らく宮ノ下の富士屋ホテルにお勤めだった川口さんは駅伝好きが高じて、「箱根駅伝ミュージアム」が創設されるときに現場の責任者として白羽の矢がたったという人。過去の成績などに精通していることはもちろんなのだが、現状での各大学の仕上がり情報まで入手している「情報通」だ。

レース直前まで、それはそれは楽しそうにさまざまな「見どころ」を話してくれる。箱根駅伝ミュージアムには、毎年デザインが変わるタオルやサッポロビールの「箱根駅伝缶」などが売っており、何度行っても飽きることがない。

箱根町も徐々に駅伝色が強くなり、「歓迎 箱根駅伝」のキャッチコピーが、溢れ出す。

箱根町各所に垂れ幕が吊され、箱根湯本のアーケードに、箱根町役場に、と、細かなところまで「歓迎」づくし。

町を挙げて応援してますよ~という意気込みの表れは、道路工事にも見て取れる。1号線のメンテナンスは箱根町の最優先事項。じつはちょっと脇に入るとボコボコした道もあったりするのだが、日本中の視聴者たちの前で、選手たちが轍に足を取られてけがをしたりしないように、冬の1号線はぴかぴかに整備されている。

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