われわれが死んだ後、「本当はタバコはよかったのに」といわれることが必ず起きるとぼくは確信しています。

島地勝彦×黒鉄ヒロシ 【第3回】

2015年12月16日(水) 島地 勝彦

撮影:立木義浩

第2回【読書こそ究極の"一人遊び"である

黒鉄 あれ、立木さんはタバコをやめられたんですか?

立木 そんなもん、とっくの昔にやめました。

黒鉄 立木さん、お願いです、是非また吸ってください。

立木 お願いされてタバコを吸うって、新しいかもね。

黒鉄 ニコチンを摂取しているとアルツハイマーから逃れられるんです。

シマジ その通りです。伊勢丹のバーにいらっしゃるドクターのお客さまはみんな葉巻を吸っていますよ。

立木 そういうよね。いや、別に無理してやめたんじゃないのよ。ある日、喉が痛くて2日ぐらいタバコを控えていたら、そのまま吸わなくて平気になっちゃったわけ。周りからは「裏切り者!」っていわれたけどね。

シマジ タッチャンは紙巻きタバコも葉巻もパイプもやっていましたよね。

立木 吸っていたころはひと通り全部やったね。

黒鉄 本心から申しあげますが、立木さん、これは悪いススメではありません。医学的に認知症防止にいいことが分かっているんです。ニコチンが脳のなかのニューロンをつなげてくれることが。われわれが死んだ後、「本当はタバコはよかったのに」といわれることが必ず起きるとぼくは確信しています。

立木 そんなに待たされるの? 来週ぐらいにして欲しいよ。

黒鉄 現在のタバコ問題はですね、ノルウェーの女性首相グロ・ハーレム・ブルントラントという人がWHOのトップに就任したとき、たまたま彼女が旦那といろいろあって精神的に追い詰められていて、「タバコは人殺しです!」といったスピーチをしてしまったのがはじまりです。

それで、補助金を出さないという話になり、医者たちはそれでは困るってんで「はいはい、タバコは悪です」と追従して全世界に広まった。後でグロちゃんが「ごめんなさい。あのときはわたしはちょっとおかしかったんです」と弁明したのに、もうダメ。後の祭りだったんですね。

立木 でもちゃんと訂正するところがいいよね。日本の政治家が「ごめん、ウソでした」なんていうのは聞いたことないもんね。

1
nextpage



昨日のランキング
直近1時間のランキング