3歳児が「ロボット工学」を学ぶ!? ~シンガポールの幼児教育は21世紀を生き抜く人材をつくり出す

2015年12月11日(金) 田村 耕太郎

3歳児向け「ロボット工学」クラスがスタート!

学校の課外授業も面白くなりそうだ。私の上司でもあり、今でも実質上ウォール街のドンであるマイケル・ミルケンがファミリーマネーでスタートした「21世紀の幼児教育」に注目せずにはいられない。

ここは21世紀の課外授業をやる「21世紀塾」のような場所だ。私もここの運営を手伝っているのだが、ついにこの学校のCEOの娘と私の娘のためにパイロット企画「Little Robots Class」をスタートすることが正式決定した!

3歳半以上の子供が対象。レゴを使ってロボットを作り、その過程でロボットを操作するためのコーディングの基礎も学んでいく。操作を簡易化するためにマシンラーニングもうまく入れ込む予定で、「機械とうまくやっていける人類」を育成する実験でもある。パイロット企画ということで私とCEOの子供2人が今のところの対象だ。

CEO夫妻は両方足すとIQが320超える天才インド系アメリカ人で、両方とも世界的に有名なお2人。お子さんはどうかというと、すでに4歳でコーディングを始めているという。

教員はMITやCaltechからこの分野の第一人者を呼ぶ。世界の第一人者と触れ合えるだけでも実りは大きいはずだ。

これからの子供たちはロボットや機械学習とどう向き合っていくのだろうか? 今からワクワクする。来年1月からスタートするので、詳細はまた追って報告します。
 

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田村 耕太郎

(たむら・こうたろう) 前参議院議員。エール大学上席研究員、ハーバード大学研究員などを経て、世界で最も多くのノーベル賞受賞者を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を務めた。
国立シンガポール大学公共政策大学院名誉顧問、新日本海新聞社取締役東京支社長。
1963年生まれ。早稲田大学卒業、慶応義塾大学大学院修了(MBA取得)。デューク大学ロースクール修了(法学修士)、エール大学大学院修了(経済学修士)、オックスフォード大学上級管理者養成プログラム修了、ハーバード大学ケネディスクール危機管理プログラム修了、スタンフォード大学ビジネススクールEコマースプログラム修了、東京大学EMP修了。
2002年から10年まで参議院議員を務めた間、内閣府大臣政務官(経済財政、金融、再チャレンジ担当)、参議院国土交通委員長などを歴任。
シンガポールの国父リー・クアンユー氏との親交を始め、欧米やインドの政治家、富豪、グローバル企業経営者たちに幅広い人脈を持つ。世界の政治、金融、研究の第一線で戦い続けてきた数少ない日本人の一人。
2014年8月、シンガポールにアジアの地政学リスクを分析するシンクタンク「日本戦略情報機構(JII)」を設立。また、国立シンガポール大学(NUS)リー・クワンユー公共政策大学院の兼任教授に就任し、日本の政府関係者やビジネスリーダーに向けたアジア地政学研修を同校教授陣とともに実施する。
著書に『君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線から』などがある。