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性の先進国スウェーデンに学ぶ「幸福な”夜”の過ごし方」

革命再び!その文化と哲学の最新事情
週刊現代 プロフィール

驚きの技術力「大人のオモチャ」

ボルボを例に出すまでもなく、スウェーデンは欧州屈指の技術大国だ。デザイン性と機能面の両立を追求する姿勢は、お国柄と言っていい。その技術力が「大人のオモチャ」にも惜しみなくつぎ込まれている。

これまで見てきたようにスウェーデンの女性は自分たちの性欲に忠実で、パートナーが見つからなかった場合、マスターベーションを頻繁に行うからだ。

「日本の女性は同性の友人にも自分の性欲はあまり語らないそうですが、スウェーデンではどんな『セックス・トイ』を使えばより深いオーガズムが得られるか、日常的に情報交換しますよ。女性も性欲を満たしたいという欲求が当たり前のように、社会に受け入れられていますからね」(スウェーデン人女性・31歳)

そんな彼女たちが絶賛するのがスウェーデンのメーカー『LELO』が開発・製造するバイブレーターだ。実際に使用した官能小説家の渡辺ひろ乃氏が感想を話す。

「家庭の居間に置いてあっても違和感がないようなデザインで、一見、バイブには見えません。ポーチに入れても、何に使うものなのかわからないほどファッショナブル。

私は通常のバイブと指輪型のもの2種類を試しましたが、後者はとくに素晴らしかったですね。中央部分に穴があいていて、指にはめてクリトリスにあてがうんです。内部でパチンコ玉のようなものが振動し、それがクンニリングスの上手い男性の舌の動きとそっくり。本当に舌先でクリトリスが転がされ、弄ばれている感覚があります。

要求レベルが高いスウェーデン人女性を満足させるだけのことはあります。素材はシリコンで肌触りも抜群です。もう男は要らないと思ってしまう(笑)くらいの使用感でした」

同社からはパートナーと楽しめる製品も多数発売されている。1台2万円前後と値は張るが、試してみる価値はある。

セックスの本場、スウェーデンから学ぶことはまだまだありそうだ。

「週刊現代」2015年12月12日より