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性の先進国スウェーデンに学ぶ「幸福な”夜”の過ごし方」

革命再び!その文化と哲学の最新事情
週刊現代 プロフィール

だが、その一方で彼らのセックスは決して軽々しく、浮ついたものではない。きちんと「愛のあるセックス」をしている。その証拠に、前出の英デュレックス社の「浮気率ランキング」によれば、フィンランド、ノルウェー、デンマークは10位以内に入っているが、スウェーデンは圏外に位置しているのだ。

「そもそもスウェーデンでは、男女が親密になると、交際をしていなくてもセックスをすることがしばしばある。そこで体の相性や愛情を見きわめ、ステディな関係になるかどうかを決めるのです。そうやって選んだ相手だから愛情をもって接することができ、浮気も少なくなるのかもしれません」(前出・40代女性)

スウェーデンはこうした意味で「愛と悦楽の国」なのだ。前出のエルサさんはこう言う。

「スウェーデン人の多くは、夜6時までに帰ってきて、食事をし、セックスをして眠る。健全な生活のサイクルのなかにセックスがきちんと位置付けられ、充実した人生の一部を形作っています」

スウェーデンという国の成熟を「セックスの質」が表している。

スウェーデン「性の伝道師」に手ほどきしてもらう

スウェーデンでセラピストとして活躍するヘレナさん(仮名・34歳)。彼女は周囲から「性の伝道師」と呼ばれ、多くの男たちに性の手ほどきをしてきたという。そんな彼女が来日したという情報を聞きつけた本誌記者はすぐさま接触を試みた。

ヘレナさんは「グッターク!」(こんにちは!)と陽気に現れた。170㎝はある長身のブロンド美女だ。タイトなジーンズにぴっちりとおさまった脚。ジャケット越しからもわかる豊満な胸。まさに絵に描いたような「北欧美人」だ。

「さっそく、カウンセリングをはじめましょうか」

おもむろに記者の股間をまさぐりながらそう言うと、まずはお得意のディープ・スロートを披露。大量の唾液でヌルヌルとなった喉奥はまるで蜂蜜にペニスを突っ込んだよう。さらに彼女が自慢だという長い舌が裏スジを執拗に攻める。青い瞳の扇情的な上目遣いに、興奮は最高潮へ。

「自然を愛するスウェーデン人はその知恵をセックスに活かすのよ。私のフェラは木に巻きつく蛇をイメージしているわ」

さらに、この発想は体位にも取り入れられているとヘレナさんは言う。彼女曰く、最高に気持ちのいいセックス、「トレ・トゥレード」だ。

「基本形は男女が向き合っての立位。『トレ・トゥレード』は『三本の木』という意味通り、そこからさらに女性側が片足を大きく上げて完成するの」

挿入した時の膣の締まり具合は、脚を上げるだけでここまで変わるものなのか。ゆっくりと抜き差しを繰り返すだけで、全身に快感が走る。

「これは私たちみたいな身体が柔らかい女性でないとできないセックス。初めてスウェーデン人女性とセックスする男性は虜になるはずよ」

伝道師のセックス指南は長時間に及んだ。繰り返される絶頂の連続で記者は完全に精根尽きて呆けた状態に。ヘレナさんは、森の妖精を思わせるキュートな笑顔を浮かべると、記者にキスをして去っていった……。