性の先進国スウェーデンに学ぶ「幸福な”夜”の過ごし方」革命再び!その文化と哲学の最新事情

2015年12月11日(金) 週刊現代

週刊現代賢者の知恵

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スウェーデン流「ロングロングSEX」の極意

昨年までスウェーデンに暮らしていた商社勤務の40代男性が言う。

「当時交際していた30代のスウェーデン人女性と『スタート&ストップ』で交わったことがありました。彼女は『ヴァーラン博士というスウェーデンの有名な女性医学者が提唱する方法よ』と言っていましたが、これが本当によかった。

時間をかけて愛撫し合った後、挿入の段になると彼女から『射精しそうになったら言ってね』と告げられます。彼女は騎乗位で私の腰のあたりをグッと押さえ、私は体を動かせてもらえない。『目をつぶって』と言われ、そのまま彼女が女性器でペニスをしごきます。目をつぶると神経が集中して、すごく気持ちがいい。

ところが私が『いきそうだ』と言うと、彼女はペニスを抜いてしまいます。少し休憩してから彼女は再び動き始めますが、射精しそうになるとまたやめる。これを3回繰り返しました。2回目の休憩ではコーヒーを飲み、興奮しているのにゆったりした不思議な感覚でした。

挿入を始めてから1時間、我慢できなくなった4回目でようやく射精させてもらえました。焦らされていた分、絶頂の快感は凄まじかった。彼女は『長い時間楽しめるでしょ』と言っていました」

スウェーデンの冬は暗く、寒く、長い。朝10時に明るくなり始め、午後4時には暗くなる。雪も積もり、外に出るのは一苦労だ。そんな「インドア」の土地柄だから、セックスについても長い時間をかけ、ゆっくりじっくりと味わう傾向があるという。

40代の在日スウェーデン人女性が言う。

「私は愛撫から絶頂までに1時間はかけます。しかも、『前々戯』をきちんと楽しみます。これが日本のセックスと大きく違う。ムーディーな音楽をかけ、ワインを飲んで、アロマを焚く。手をつないだりキスをしたりしながら気持ちを盛り上げ、ようやくセックスに至る。こうして初めて充実した行為ができるんです」

まさにこの国ならではの「性の哲学」。セックスは演出し、洗練させるべき「文化」なのだ。

こうした哲学を反映した、もうひとつの代表的なテクニックが「スウェディッシュ・マッサージ」だ。19世紀初頭に同国で発明されたこのマッサージは、いまやセックスにおいて重要な位置づけを持つ。同国在住の日本人の女性翻訳家が言う。

「みんな、セックス前のマッサージを大切にしています。ネット掲示板では『オーガズムに達するためには絶対に必要だ』とか『マッサージオイルの香りはチョコレートが一番いい』といった議論がかわされています」

マッサージは男性が女性にしても、その逆でもOK。電灯は消し、落ち着ける環境を作る。

「私がしてもらったときは冬で、暖炉の前に敷いた毛皮の上に裸で横になり、体を温めてもらった。『インターラム』という現地のメーカーのオイルを塗られ、それだけでいい気持ちになりました」(前出の翻訳家)

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