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元CIA長官が衝撃の告白!
飛行機か、地下鉄か、年内に米国でテロが起きる

【スクープインタビュー】
オバマ政権はバグダディ指導者の情報に懸賞金をかけている〔PHOTO〕gettyimages

本当のことを言おう。アメリカ国内には、すでにイスラム国のテロリストが「細胞」のように入り込んでいる

イスラム国について複数の「元CIA」を取材すると、重大証言が次々と飛び出した。最前線のインテリジェンスをお届けする。

テロリストが狙うのはニューヨーク

「アメリカはかなり脆い状態にあります。いますぐにテロリストがパリと同じような事件を起こしてもおかしくない。この数週間以内、つまりは年内にアメリカでテロ計画が実行されても、残念ながら私は驚きません」

元CIA(米中央情報局)長官のジェームズ・ウールジー氏(74歳)が、本誌の独占取材に口を開いた。

ウールジー氏は衝撃の告白を続ける。

「実はCIAが把握しているテロリストが、アメリカにツーリスト(旅行者)として入国していることがわかっています。ヨーロッパからアメリカに入国するのにビザは必要ありませんから、簡単に入ってこられるわけです。

これは非常に危険です。いまアメリカは第二次世界大戦時と同じくらい深刻で緊迫した状態にあるといえます」

人体に無数にちりばめられた「細胞」のように、アメリカ国内にすでにテロリストたちが入り込んでいるというのである。ウールジー氏は、さらにこう言う。

「テロリストたちはアメリカで、自動小銃などを簡単に手に入れられます。言うまでもなく、これは悪用すれば大量殺戮が可能な武器となります。

テロリストたちが使う通信手段もプレイステーションなどのゲーム機を使ったものになっており、非常に巧妙な暗号化がなされている。私がCIA長官を務めていた'93~'95年当時にくらべて、敵の情報を掴むのはより難しい。テロを未然に防ぐのは非常に困難になっているわけです。

それなのにどうして、アメリカでテロが起きないと言えるでしょうか。アメリカの当局者たちはテロリストたちの動きに対応できていない。いまアメリカは、テロリストたちが非常にたやすく行動を起こせる脆い国になってしまっている」

「イスラム国」は中東を飛び出し、ついに欧州の中心パリを恐怖のどん底につき落とした。

そしてテロリストたちはすでに海を越え、アメリカに狙いを定めようとしている。

バラク・オバマ大統領がイスラム国への空爆を宣言してから約1年。今度はイスラム国が、アメリカ大陸を血で塗る反撃に動き出した。

「CIAはいまアメリカに入ってくる旅行者をくまなくチェックしています。特にヨーロッパのパスポートを持つ人は厳重に見ている。ツーリストとしてアメリカに入ってきて、銃を集めて撃ちまくろうとしているテロリストがいるからです」

CIAで中東担当の工作員を務めたロバート・ベア氏は言う。

「しかし、その目をかいくぐって、イスラム国のテロリストはすでにアメリカに入ってきてしまっている。それもかなりの数だと、私は確実な情報源から聞いています。

テロリストのターゲットになっているのは、ワシントン、ホワイトハウス、そしてニューヨーク。

いまニューヨーク市警はテロ対策の訓練を受けた精鋭チームを作ろうと動き出していますが、そんな小手先の対応ではテロを防げない。ニューヨーク市警がすべての非番の警官も使って警備をしても不十分なほど、多くのテロリストたちがアメリカに入り込んでしまっている。

タイムズスクエアなど人が集まる場所でテロを起こせば、一気に多くの人を殺すことができる。そんなテロはいつ起きてもおかしくない」

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