賢者の知恵
2015年12月05日(土) 週刊現代

【永久保存版】予算別「入りたい老人ホーム」ベスト100 これでもう迷わない!

施設、食事、サービスを徹底比較

週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

「終の棲家」探しは、人生最後の大きな選択だ。本当にいい環境で充実したサービスを受けられる施設はどこか?専門家らの意見をもとに、予算別に100軒のホームを厳選する。

地域社会と交流がある楽しさ

午後3時。賑やかで楽しい時間の始まりだ。

次々と近所の子供たちが小遣いをもってやって来ては、わくわくしながら駄菓子を選んでいる。

ここは東京都足立区にあるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「銀木犀」の一角にある駄菓子屋だ。毎日午後3時から5時までオープンするが、多い時は50人くらいの子供たちが訪れる。

店番に立つのは會川和男さん(84歳)。今年5月に大腿骨を骨折してから、この施設に入居している。認知症も患っており、入居時の要介護度は最も重い5。当初は車椅子での移動がやっとだったが、駄菓子屋の店番を任されてから、めきめきと回復したという。同施設を運営するシルバーウッド代表取締役の下河原忠道氏が語る。

「いまでは店が開く時間になると、補助杖を持ったまま歩いてくるほどで、杖の意味がないくらいです。早く店に立ちたいから、自分の足で歩く。それがなによりのリハビリになっています。認知症ですから、なかなかコミュニケーションが難しい面もありますが、意外に子供たちとはうまく交流できるんですよ」

銀木犀の建物は、木材の温かみが感じられる北欧風のテイストに、障子など和の要素を取り入れた心地よいデザインだ。しかし意外なことに入居費用は、決して高くない。家賃、共益費、食費、生活支援サービス込みの価格で、一番安い部屋が月13万9800円〜。入居時には敷金、礼金、手数料など一切かからない。

低コスト施設にありがちな安っぽさや寒々しさとは無縁なのは、同施設の経営方針と関係しているのだろう。

「ここは高齢者施設ではありません。あくまで入居者たちに自由に楽しんでもらう賃貸住宅なのです。私たちは必要以上のケアはしませんし、自立支援以外はやりません。24時間出入りも自由です」(下河原氏)

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