賢者の知恵
2015年12月01日(火) 岡田真理

「日本の格闘技ブームがなぜ廃れたか、その理由を教えよう」
ヒクソン・グレイシー独占インタビュー!

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©RIZINFF

格闘技界に「武士道」を取り戻せ

大晦日、ついに格闘技が復活する。12月29日・31日、さいたまスーパーアリーナで「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015さいたま3DAYS」が開催されることになった。

エメリヤーエンコ・ヒョードルの現役復帰や桜庭和志vs青木真也のスペシャルワンマッチなど、驚きのマッチメイクで話題を呼んでいる。

そんな中、「生ける伝説」となったヒクソン・グレイシーが、同大会のプロモーションのために緊急来日!ここに、独占インタビューをお届けする。

今回、息子のクロン・グレイシーがRIZINに出場することになったので、そのプロモーションのお手伝いに来ました。RIZINは非常によくプロモーションされた興行で、日本での格闘技ブーム再燃のカギを握っていると思います。

何より嬉しいのは、この大会では、最近の総合格闘技で失われつつある「武士道精神」が復活するようなルールを採用していることです。私はこの大会を機に、再び「武士道精神」の素晴らしさが広まることを願っています。

ヒクソンが「よくプロモートされている」と評価するのも当然だ。<RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015さいたま3DAYS>は、日本だけでなくアメリカでも地上波で放送することが決まっており、ヨーロッパ、アジア、南米でも地上波放送に向けた環境が整いつつある。

これは、将来的にスマートフォンで試合を見るユーザーを獲得するための戦略で、年末のRIZINはそのためのプレゼンテーションと位置づけられている。ヒクソンが「よくプロモートされている」と評価するのはこのためだ。

また、もう一つヒクソンが「喜ばしい」と語っているのは、RIZINがかつて一世を風靡した格闘技イベント「PRIDE」のルールを採用していること(試合によって立ち技ルールなどの特別ルールを採用)。これが「武士道精神の復興」につながるというのだ。

現在は、例えばUFCでも見られるように、5分3ラウンドでポイントシステムを導入するルールが主流となっています。しかしRIZINでは、1ラウンド10分、2ラウンドと3ラウンドが5分ずつで、ポイントシステムはなしというPRIDEルールを採用します。これにより、失われつつある武士道精神の復活が期待できると私は思っています。

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