医療・健康・食
『コウノドリ』産科医が教える「正しい出産場所の選び方」
~”イケてるお産”にダマされてはいけません

出産・妊娠をテーマにした物語『コウノドリ』。原作漫画もTVドラマも絶好調だ。この物語の主人公・鴻鳥サクラのモデルとなった産科医・荻田和秀氏(大阪りんくう総合医療センター泉州広域母子医療センター長)にお産のリスクについて聞いた。嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』の内容を、鈴ノ木ユウ氏の原作漫画『コウノドリ』と合わせて、特別に一部公開する。

どこで産む?は大事な選択

嫁ハンの妊娠がわかって、妊婦生活に入ります。生真面目な嫁ハンは、妊娠雑誌やインターネットでいろいろと調べ始めます。そして、目を輝かせて、ダンナにこう言います。

「私らしいお産がしたいから、病院じゃなくて助産院で産みたいの」
「せっかくだから、自宅で自然な分娩がいいと思うわ」

うんうん、嫁ハンの好きにしたってー、どこでもええがな、思い通りの出産を……って、ちょっと待ったーッ!産科医の僕としては、ここで言いたいことが山ほどあります。

 
講談社『コウノドリ』3巻より