選挙
予想通りの維新圧勝
〜安倍政権はどう動くか? 気になる国政への影響をよむ

〔photo〕gettyimages

予想通りの結果

大阪のダブル選挙は、投票直後、おおさか維新の松井氏と吉村氏に当確が出るなど、圧勝だった。実は、この結果は関係者の間では予想通りだった。

先週の本コラムで、「大阪ダブル選目前! 結局「橋下以前」と「橋下以後」、大阪の経済はどう変わったの? データで読み解く橋下府政、本当の「実績」」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46380)を書いた。

そこでは、単純に、橋下以前と橋下以後の大阪の経済データを客観的に分析しただけだったが、縦軸がカットされているとか、GDPの系列が違うとか一部のネットで批判を受けているようだ。

もっとも、そうした批判は単に統計リテラシーのなさを示しているにすぎない。先週のコラムでは、橋下以前と橋下以後で、傾向線の傾きの違いを書いただけだ。もちろん、傾向線をグラフに書く以上、傾きの違いはきちんと計算している。

それに基づき、大阪のGDPや失業率、財政力指数、生活保護者数、自殺者数のどれにおいても、橋下以前は長期悪化傾向であるが、橋下以後は悪化に歯止めか改善傾向を示しているということだ(しかも、どの統計の間でも整合性がとれており、統計結果の信頼性が高い)。

縦軸カットは、傾向線の傾きを見る以上、まったく意味はない。GDPでは系列が違うといっても、どの系列でも橋下以前が長期悪化傾向である。もし系列の選択によって、大阪経済が長期悪化でないというのなら、そのデータを示せばいいが、それは無理だろう。まともな批判なら、この現代ビジネスに投稿したらどうか。

なお、これと直接の関係があるかどうかはわからないが、筆者や周囲に脅迫めいた電話などが幾度もあったので、警察に通報させてもらっている。

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