賢者の知恵
2015年11月08日(日) 週刊現代

「体の痛み」が消えた!自宅で簡単、鍼灸師が伝授する「刺激で痛みをとる技術」

頭痛、肩こり、腹痛、膝や首の痛み……

週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

ペットボトルを当てれば痛みが消える—帯にこんな魔法のような惹句が書かれた本『痛くない体のつくり方』(光文社新書)がいま話題だ。著者で鍼灸師の若林理砂氏が、痛みを消す秘訣を伝授する。

やり方はすごく簡単

「患部に効くツボをピンポイントで刺激する鍼灸師の技術を、一般の方が自分で真似るのは難しい。それでも、鍼灸の『刺激で痛みをとる技術』には大きな効果があるので、家庭でもなんとか実践可能な形にアレンジできないかと考えていました」

そもそも、鍼灸とはどういうメカニズムで痛みに効くのだろうか。若林氏が解説する。

「火をつけた米粒大のもぐさや髪の毛ほどの細さの鍼で、ツボに『一瞬の刺激』を与えて、患部の血流を改善し、痛みを解消するのです。この一瞬というのが、鍼灸の大きな特徴です。体は、熱いものでもずっと触れていれば慣れてきて、刺激を感じなくなるもの。逆に、刺激を感じた瞬間に離せば、繰り返し刺激を与えることができます」

痛くない体のつくり方』(光文社新書)

鍼灸師による施術ほどの効果はなくとも、家にあるもので鍼灸の「痛みを消す技術」を手軽に再現できる手立てはないのか。試行錯誤の末に、若林氏がたどり着いたのが「ペットボトル温灸」と「つまようじ鍼」だ。

「当てる範囲を広げてあげればいいのだと気づいたのです。お灸一個、鍼一本で正確にツボを刺激するのは無理でも、面積の広いペットボトルや、それなりの本数をまとめたつまようじを使えば、技術がない人でもなんとなくツボに当てることはできますよね」

2つのうち、初めてでも確実に効果を実感したいという人に、若林氏がまず薦めるのが「ペットボトル温灸」だ。

「ペットボトル温灸で狙うのはあくまで『ツボ付近』。面で捉えるぶん、ツボに当てるのが比較的簡単なのです」

使うのは、コンビニ等のホットドリンクコーナーで売られている、キャップがオレンジ色の耐熱ペットボトルだ。

「普通のペットボトルは、お湯を入れると破損するので絶対に使ってはいけません。耐熱ペットボトルも破損しないよう万全を期すため、必ず最初に水道水を100ml入れてから、沸騰したお湯を200ml入れましょう」

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