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憧れの物件!?「タワーマンション」が潜在的に抱えている「恐怖のリスク」をご存知ですか?
その建て替えは事実上、不可能です!
果てはスラム化……〔PHOTO〕gettyimages

安心して住みたいーー。私たちの望みはそれだけなのだ。しかし、「傾いたマンション」の杭打ち偽装発覚以後、不安は増すばかり。安心できるマンションはないのか? 実はタワーマンションも本質的に重大なリスクを抱えていた…。

複雑すぎる住民構成

かつては「高級」の代名詞だったタワーマンションだが、いまや新しくマンションを買う人の4人に1人がタワマンオーナーとなる。

若者夫婦から高齢者まで広く人気を集める定番商品となったわけだが、ひとたび欠陥が見つかれば目も当てられない「恐怖の商品」と化すことをご存じだろうか。

なぜなら、タワーマンションの建て替えは事実上ほぼ不可能だからだ。

前出の牧野氏が言う。

「タワーマンションは、住民構成が複雑すぎるのです。高層階に多いのは、相続税節税目的で買った富裕層や、投資目的の中国人。低層階に下がっていくほどに、ローンを組んで無理して買った普通の住民が増えていく。

年収から生活習慣、マンション購入動機、国籍までがまったく違う人たちが、建て替えに必要な合意をする。その合意形成はどんなマンションよりも難しい」

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