イギリス ドイツ 中国
太っ腹中国にお金のために跪いたイギリスの「原発プロジェクト」がスリル満点すぎる!
英中黄金時代の到来
〔PHOTO〕gettyimages

ドイツメディアの豹変ぶりがもの凄い!

「専門家は警告している。よりによって中国、あの常にハッカー攻撃とサイバースパイの嫌疑がかけられている国が、ヨーロッパでこれほど繊細で重要なハイテクノロジーのインフラプロジェクトに参加する?」

「もちろん目下のところ、イギリスと中国の関係は良好だ。しかし、今日の同盟者は必ずしも明日の同盟者であるとは限らない」(サイバー安全保障の専門家)

「中国が英国での原発に投資することによって得る繊細な情報は、ごく一部でしかない。それでも北京のハッカーたちは、将来、何かが起こった時に、攻撃のために使用可能なインサイダー情報を手にする可能性はある」

産經新聞の記事ではない。ドイツのZDF(第二放送)のオンライン・ニュースの記事だ。これを読んだ私は心底ビックリ!

そもそも、これまでメルケル首相に「アジアで一番重要な国」と言わしめ、毎年、首相が大勢の財界のボスを伴って北京を訪問し、たくさんの自動車を売り、エアバスを売り、ヨーロッパではとっくにお払い箱になったハイテク超高速鉄道トランスラピッドも売って、ドイツが蜜月を謳歌していた相手は中国だった。

そして、その関係を自慢げに報道し、ついでに、中国と仲良くできない日本を見下していた筆頭メディアが、何を隠そう、このZDFだったではないか。

10月9日付のコラムで、ドイツの中国報道はこれから変わっていくだろうという予測を書いたが、これほど早く、しかもここまで手のひらを返したように激変するとは思わなかった(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45745)。

今日の同盟者は明日の同盟者であるとは限らない??? これはドイツ自身のこととも思うが、しかし、このまじめくさった豹変ぶりには感服した。ドイツメディアは凄い!

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