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小沢コージが見た!ここがヘンだよ、「中国のカーライフ」
溢れるポルシェ、フェラーリ全裸死事件、赤ちゃん手持ちスクーター……

驚異のわがままと誤解と思い込み‥‥
カーライフ異様ショート国の闇と笑い

日本とはかけ離れた日常が繰り広げられている中国。そして、どうやらそれはクルマ関連の出来事も同じらしい。というわけで「ここが変!」という中国のカーライフを、ここ数年、中国に毎月のように行っている事情通自動車ジャーナリストの小沢コージ氏がお伝えします。

ポルシェ1日20台!?スーパーカーは六本木より日常的!

今や高級外車だらけの中国。こんなド派手なポルシェカイエンも頻繁に見かける

上海で当たり前のように見かけるのがスーパーカー!

石を投げれば当たる…じゃないけど「超級外車」とか言われてるフェラーリ、ポルシェは当たり前。なかでもカイエンの多さがハンパじゃない。多い時は1日10台から20台は見るし、カンペキ六本木以上!

キモはなんといっても貧富の差。格差を表わすジニ係数は極悪な南アフリカに負けるが、資産2億円超の富裕層が100万人超!資産96億円以上の超富裕層が1万7000人!!もいると言われ、ラクに日本の10倍。

ある意味クルマはその象徴であり、まさに"見栄"そのものなのだ。ところが面白いのが今年に入って勢いが確実に落ちていること。そう、例の上海株暴落で自営業者はもちろん勤め人までほとんど株に手を出してる中国人。もしや罰が当たった?

フェラーリ全裸死事件 いまも暴走し続ける富二代

その超級外車を乗り回すのが、有名な富二代や官二代。いわゆるお金持ちや共産党幹部の子弟で、例えば遠く○×省の鉱山オーナーの息子が単独で上海や北京などの大都市でヤリ放題やってたりする。

なかでも有名なのが3年前の「全裸でフェラーリ死亡事件」。'12年3月に北京でフェラーリ458スパイダーが猛スピードで壁に突っ込み、男性運転手23歳が死亡。同乗女性の2人も重傷を負った。

しかも3人がほぼ全裸だったため有名になり、ネットの批判も集まったが、今年に入っても上海の首都高でラ・フェラーリを全損した富二代や北京市で公道レース中の20代によるフェラーリとランボの大破事件も発覚。

そのほか時に妙な美人がフェラーリやベントレーに乗ってるのを見かけるがみな口を揃えて「お金持ちの愛人」と揶揄する。