雑誌
対日強硬論で注目、習近平の「代弁者」が吼える!「日本の諸君、世界中が中国の味方だ」
南シナ海、尖閣諸島、南京大虐殺、米中衝突……習近平政権のホンネを全部聞いた!
「唯我独尊外交」を続ける習近平主席〔PHOTO〕gettyimages

日本初登場!中国メディアで有名な対日強硬派の論客・張煥利氏に、習近平政権のホンネを聞いた。南シナ海、尖閣諸島、南京大虐殺、米中衝突……。「困った隣人」は、一体何を考えているのか。ガチンコの一問一答60分。

安倍首相の頭は幼稚

——中国は10月9日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界記憶遺産に「南京大虐殺」をゴリ押しし、登録させてしまった。この一件で日本は怒り心頭で、翌10日に木寺昌人駐中国大使が中国外交部に抗議した。

日本国内では、昨年37億円も払ったユネスコへの分担金(全体の11%弱)を、今後は拒否すべきだという意見が噴出している。10月14日には自民党外交部会などが、中国が国際機関を政治的に利用しないよう求める決議を可決した。

「南京大虐殺は1937年12月に、南京を侵略した日本軍が起こした20世紀最大の大虐殺の一つだ。日本軍は、当時の中華民国の首都の軍民を30万人以上も殺戮したのだ。それを世界平和の教訓とするように、ユネスコが世界記憶遺産に登録するのは当然のことではないか」

——中国は「30万人の大虐殺」と吹聴している。南京にある大虐殺記念館でも、今夏に新装オープンした北京郊外の盧溝橋にある抗日戦争記念館でも、「30万人の大虐殺」と展示してある。

だが日本の専門家たちは、「そもそも当時の南京には30万人もの軍民はいなかった」と、各種証拠を出して示している。

「30万人という数字は、わが国の専門家たちが、各方面から調査してはじき出した数字だ。

南京大虐殺の本質は、日本軍が他国の首都まで侵略して、そこに住む軍民を根こそぎ虐殺したという事実にある。このことは、幸いにして生き残った少数の人々や、当時南京に滞在していた外国人たちが共通して証言していることだ。

それを日本人は、『30万人も殺していない』ということばかり主張する。では3万人なら大虐殺ではないというのか。それでも十分恐ろしい大虐殺ではないか。

南京大虐殺記念館では、わざわざ12ヵ国語で犠牲者数を表記〔PHOTO〕gettyimages

私が日本人に対して一番言いたいのは、もっと歴史を直視してほしいということだ。ユネスコへの分担金を拒否することは、『日本は歴史を直視していません』と世界に向かって宣言するに等しい。日本は一方でそんな愚行に走っておいて、他方で国連安保理の常任理事国を目指すとしている。安倍首相は、何と幼稚な頭の持ち主なのか。

日本にも、歴史を直視している立派な元首相がいるではないか。村山富市、鳩山由紀夫両氏だ。日本人はもう少し、この二人の元首相を見習ってはどうだ」

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら