産めよ、育てよ、働けよ---そんなの無理!
「仕事と育児の両立」という難問を、安倍昭恵夫人他女性リーダーたちが徹底議論!

左から、女性活用ジャーナリストの中野円佳さん、マネックスグループ株式会社 執行役員 新事業企画室長の高岡美緒さん、すばる交通副社長の田中敬子さん、リクルートエグゼクティブエージェントの森本千賀子さん
2015年9月都内にて、世界経済フォーラムによって組織されるグローバルシェイパーズコミュニティ東京ハブは「はたらく女性のためのフォーラム」を開催。4月より働きながら育児を行う女性の移動を支援するプロジェクト「はたらくママのための育児タクシー」を始動させ、より多くの女性の声を集め今後のプロジェクトに活かしていくため本フォーラムを開いた。会場には、グローバルシェーパーズたちと安倍昭恵首相夫人ほか各分野で活躍する女性リーダー、そして150人を超える働く女性が集い、議論を交わした。

仕事と家庭におけるジェンダーギャップをどう乗り越えるか

「女性は世界中で、消費の3分の2(約200兆円)を、66%の仕事を担っているにもかかわらず、手にしている収入は全体の10%程しかありません。重要な経済の担い手でありながら、政治・経済の意思決定の場に女性は少ないのです。」

グローバルシェイパーズコミュニティ東京ハブを全面的にサポートする日本コカ・コーラ株式会社の副社長を務める後藤由美さんは基調講演で世界におけるジェンダーギャップを指摘した。同社は、女性の活躍支援プロジェクト「5by20(ファイブ・バイ・トゥウェンティ)」を始動させている。

このジェンダーギャップは日本も例外ではなく、世界経済フォーラムが公表した2014年度の男女格差指数国際比較において、日本は142ヵ国中104位。OECD(経済協力開発機構)加盟国中、最下位レベルだ。議員、取締役、管理職における女性比率も先進国で最低水準にある。

「安倍首相は『女性の活躍は成長戦略の中核である』とし、女性活躍推進法が2015年8月に可決されましたが、法律が制定されたからといって女性の活躍が増えるわけではありません。ここにいる女性のみなさん自身も含む、経営者や現場の意識改革や具体的なアクションが求められていると思います。今日はみなさんとどうやったら女性が活躍できる社会になるのか議論をしていきたいです。」

グローバルシェイパーズコミュニティ東京ハブのメンバーであり、ヘイロー株式会社 代表取締役社長の梅澤亮さんは今回のプロジェクトの動機を語った。

トップにおける男性中心の意思決定や現場に残る「女性だから」という意識等、働くうえでのジェンダーギャップをどう乗り越えていけばいいのか? 結婚や出産を経て、子育てをしながらキャリアをどう築いていけばいいのか? 働く女性の悩みは尽きない。今回の議論に解決のヒントがあるかもしれない。