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遺品整理で得するコツ教えます!
~保存版「何をどうやって売るのか」完全マニュアル

意外と高値で売れるもの一覧つき
週刊現代 プロフィール
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意外なところにコレクターがいる

素人に価値が見分けられないものは他にもある。'50~'60年代に収集ブームが起きた切手のように、多くのコレクターがいるものにも、高値がつくケースがある。

「『市川えび蔵』『ビードロを吹く娘』『見返り美人』『文化人シリーズ』といった、いわゆるプレミアム切手になれば高値になることが多い。額面1000円の航空便用の切手を、100倍の10万円で買い取ったこともあります。

2年前に都内のお客様から依頼された際には、段ボール6箱分の切手の中にプレミアムも含まれていて、約340万円になりました。

切手の他にも、古銭のコレクションにも高値がつくケースがあります。『新1円銀貨』や『東京オリンピック記念1000円銀貨』といったものがプレミアム。うちでも、かなり汚れていた古銭50枚ほどを数万円で買い取ったことがありました。

古銭はよかれと思って洗うと価値が逆に下がることもあるので、そのまま買取専門店にお持ちいただいたほうがいいですね」(前出の三井氏)

他にも鉄道模型のNゲージや真空管アンプなら数十万円、牛乳瓶の蓋にも収集家がいて、数万円というプレミアムがつく場合がある。

テレホンカードも人気が高い。アイドルや競馬、ゲームなど、ファンが多い分野のプレミアムなら、10万円を超すテレカもある。また通常のテレカでも、金券ショップに持っていけば、度数に応じて数百円程度に換金できる。

意外なところでは、こんなものにもコレクターがいる。

「勲章です。市場に出回っている量によって値段が異なり、それぞれ大まかな相場が決まっています。『勲一等瑞宝章』のような珍しいものなら、50万円ほど。一方、日華事変の際の勲章はかなり出回っているので、1000円ほどでしか買い取れません」(前出の三井氏)

コレクションを売るには、ネットオークションが便利。もし難しいなら、遺品整理業者に相談すれば売り先を教えてくれるだろう。

売れるか売れないか、はっきりと分かれるのが、人形と置き物だ。

たとえば日本人形なら、売れるのは著名作家の作品とわかるもの。リカちゃん人形やバービー人形も、作られた年代によっては高値がつく。

ただ人形は、保存状態によって値が大きく左右される。そのため、汚れていても洗ってはいけない。拭き取る際に破損してしまうケースが非常に多いからだ。

置き物のなかでいま最も高値がつくのは、日本では魔除けの品として馴染み深い珊瑚。買取業者が転売するのは、中国の富裕層。国内産が枯渇したことに伴い、中国には空前の珊瑚ブームが訪れている。

珊瑚は、形がいいものなら数十万円は当たり前、ときには数百万円もの値がつくこともあるようだ。

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