"テキスト・メッセージング強迫症"の女子生徒は成績が悪い!? 
~米大学の研究でようやく判明

〔PHOTO〕gettyimages

スマートフォンなどのテキスト・メッセージング(メールやショートメッセージ、LINEなど)の使い過ぎが、中高生の学業成績に悪影響を与える――米大学の研究者らが学術論文の中でこう指摘した。しかもその傾向は男子よりも女子生徒に顕著に見られるという。

調査対象は米国の中高生403名

米ミシガン大学等の研究者らは最近、米国の中高生らを対象にテキスト・メッセージングと学業成績の関係を分析した学術論文を発表した。

●"Psychology of Popular Media Culture ―The Role of Compulsive Texting in Adolescents' Academic Functioning―"

同論文の調査対象に選ばれたのは米国の8th-grader(日本の中学2年生に該当)211人と、11th-grader(同じく高校2年生に該当)192名の計403名。彼らに対するアンケート調査とGPAなど学業成績を照らし合わせること等により、両者の相関性を明らかにした。

同研究者は、1日に数百通ものテキスト・メッセージを友だちとの間でやり取りする中高生らを、「使ってはいけないと思いつつも、つい使ってしまう」という、言わば強迫症(Compulsive Texting)と定義。そうした”テキスト・メッセージング強迫症”の度合いが強まれば強まるほど、学業成績がより低下することを明らかにした。

特に、その傾向は男子よりも女子生徒に顕著に表れた(図1)。

【図1】 テキスト・メッセージングの使用頻度と学業成績の関係  横軸が使用頻度、縦軸が学業成績。調査結果となる2本の直線のうち、太い実線が女子生徒、細い点線が男子生徒を示す。
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