[アイランドリーグ]
香川・伊藤秀範コーチ「サイド右腕・原田、第2の又吉(中日)へ」

 合格点の先発陣

 チャンピオンシップは2勝3敗。年間優勝に一歩届きませんでした。先発陣は試合をほぼつくり、合格点を与えられる内容だったと思います。残念だったのはピンチで登板したリリーフ陣。不用意な1球で失点をしてしまい、それが命取りになりました。

 たとえば、初戦に勝利して迎えた第2戦。4-2とリードした5回、1死一、二塁の場面で先発の川崎貴弘から、田村雅樹にスイッチしました。その初球、様子を見て外すはずのツーシームが甘く入り、櫟浦大亮に右中間二塁打を許しました。2者が還り、4-4の同点。これで相手が勢いづき、試合を落としてしまいました。短期決戦では1球で流れが変わる。そのことを選手たちは肌で感じたことでしょう。

 第1戦、第3戦と先発を任せたウェスリー・エドワーズはこの1年で確かな成長を見せました。入団当初は荒れ球で苦労したものの、まじめな性格でアドバイスを受け入れ、制球力に磨きをかけました。バランスが良くなり、自信を持って腕を振れるようになりましたね。安心して試合を任せられる存在に進化しました。

ドリュー・ネイラーが中日に移籍し、後期は投手の頭数が限られていた中、投手陣はよく投げてくれたと感謝しています。試合をこなすうちに、個々がレベルアップしてくれたこともうれしかったですね。中3日、中4日の先発や連投は大変だったでしょうが、「いつでも行ける」とタフさも増しました。