世界最大手IT企業の元幹部が実践する新しい子育て〜エリートは大量生産教育でなく「ホームスクール」から生まれる
〔PHOTO〕iStock by Gettyimages

学校で輝かない子どもを見て決意

欧州で長年やっている勉強会の仲間に、世界最大手IT企業のナンバー3の地位を捨て、住む場所も変えて起業した友人がいる。その理由を今回、初めて聞くことができた。

それは子どもの教育のためだった。いわゆる「ホームスクール」というものだ。彼は会社勤めを辞めて時間をつくり、奥さんと一緒に専属の先生となり、通常の学校に行かせることなく家庭内の教育で子どもを育て上げたのだ。

日本ではまだ馴染みがないかもしれないが、ホームスクールというのは、世界中のエリート教育では一つの選択肢としてよく聞く話だ。意外にも、教育職にある大学教授などに、「わが子はホームスクールで育てた」という人が多い。

普通の学校を"大量生産教育"とすると、ホームスクールは親が施す究極の"テイラーメイド教育"である。一昔前はいろいろな苦労があったそうだが、今ではホームスクール用の教材やカリキュラムの情報がオンライン上に豊富に揃い、比較的挑戦しやすくなっている。

彼曰く「ある日、授業参観に行ったら、浮かない表情のわが子を発見。そこで子どもとじっくり話し合い、大量生産教育ともいえる学校が、いかにわが子に合っていないかを実感したんだ」とのことだ。

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