企業・経営
起業家として本当に大活躍したいなら、ソフトバンクや楽天でなく「世界一」の成功者に学べ!
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日本は一つのローカル市場にすぎない

私は「日本を本気でよくしたい」「21世紀に世界で活躍したい」と思っているようなリーダーまたはリーダー候補生をターゲットにして発信させてもらっているので、このコラムを読まれる前に、その前提の確認をお願いしたい。「自分さえそこそこ楽しめれば人生それでいい」という人にはあまり参考にならないと思う。

先日ニューヨークに出張し、ニューヨークを代表する起業家たちに会ってきたのだが、NYで成功しているやつらは日本の3倍以上の巨大経済アメリカでさえも"ローカル市場の一つ"という見方をしていたのが印象的だった。

これはシリコンバレーでは当然の考え方だが、若い起業家たちが自分たちの残りの人生を考えれば、自国経済よりもアメリカ国外の経済の方がずっと伸び代が大きいわけだから、そこを狙うのは当たり前の話だ。

その背景には、彼ら起業家たちの大半がアメリカ生まれでないこともある。いくつかの違う国家で生活し、最終的にビジネスを発展させる目的から、資金調達や人材獲得において最も有利なアメリカを選んでいるだけであって、最初から視野が世界スケールなのだ。

シンガポールもアジアの起業家たちの拠点になりつつあるが、彼らの多くはシンガポール生まれではない。そういう意味でも、視野が非常に広い。彼らがビジネスにしようとしている課題の設定も非常に広い。当たり前だが、日本国外の起業家の多くが最初からサービスを英語でスタートできる点でも日本の起業家とは違う。

人口減少と高齢化から国内市場が縮小し続けるのは間違いないのに、いまだに「ドメスティックかローカルか」などというわけのわからない議論を延々とやっているのは日本人だけだ。

中国やインドくらいのサイズがあれば、ドメスティック視点でのビジネスもスケールするだろうが、その中国やインドの起業家たちの多くが、さらに巨大で成長する世界市場を当たり前のように視野に入れている。